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山口達也のわいせつ騒動で、多くの人が気になった『とあること』の真相

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

2018年4月25日、TOKIOのメンバーである山口達也さんが、女子高生への強制わいせつの容疑で書類送検されたことが報道されました。

大きな注目が集まる中、TVや新聞を見ていた人の多くがこんなことに気づき、疑問に思ったようです。

ニュースが、山口達也さんのことを『山口達也メンバー』と呼んでいる。

SNSにも「なんでメンバーとつけるの?」「ナニ、その呼びかた」などの声が多く上がりました。

報道機関が、なぜ『山口達也メンバー』と呼んでいるのか、その理由をご紹介します。

山口達也に『メンバー』とつける理由は?

山口達也さんに『メンバー』とつける理由は、報道機関のさまざまな事情によるものだといいます。

各社によって違いがあるようですが、報道のルールとして人の名前を呼ぶ時に『呼び捨てにはしない』というものがあるようです。

そのルールにのっとると『山口達也容疑者』と呼ぶべきところですが、山口達也さんの場合、強制わいせつ容疑で書類送検されているものの、相手の女子高生とは示談が成立しており、被害届も取り下げる意向だといいます。

すでに示談が成立し、被害届が取り下げられるとなると『容疑者』と呼ぶのもはばかられますし、かといって犯罪の容疑がある人物に『さん』をつけるのも違和感があります。

そこで、TOKIOの『メンバー』という肩書を名前につけて『山口達也メンバー』と呼んでいるようです。

産経ニュースにも、このような記載があります。

新聞紙上では人に対する呼称は、必ず何かを付けることが原則だ。大人に対しては「氏」「さん」「君」などを付けて呼ぶ。罪を犯した者でも、容疑者なり被告なり名前の後につけて、呼び捨てにはしない。

以前マスコミにおいて道交法違反などの容疑で逮捕された当時のアイドルグループの一員を「○○メンバー」と、知人に対する傷害の容疑で書類送検されたロック歌手を「○○ギタリスト」と呼んだことがあり、苦肉の策が見て取れるが、これはいわゆる肩書呼称の応用例といったところか。

産経ニュース ーより引用

メンバーという呼びかたは、報道のルールと配慮が複雑にからんでできたものだったのですね。

ちょっと違和感がある気もしますが、報道機関がさまざまなことに配慮しなければならないことを考えると、納得してしまいます。


[文・構成/grape編集部]

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出典
産経ニュース

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