弘前公園の『花筏』 昼は桜色の絨毯、夜は流氷に変わる幻想的な光景
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目黒川沿いに咲いた『夜桜』 その上を見ると?「こんな光景が見れるなんて」 「さすがの一言」都内で撮影された1枚の風景写真。写った光景に心奪われる人が相次いでいます。

撮影者「コラボをどうぞ」 ネモフィラの『上』に写った正体に「美しい光景だ」写真家として、ジャンルを問わずさまざまな被写体に挑んでいる、ハスカップ07(@haskap1017)さん。2025年4月に、東京都足立区の舎人公園を訪れました。ハスカップ07さんは、舎人公園でネモフィラが広がる絶景を撮影すると、『あるもの』も一緒に収めることに成功したようです。






2018年4月23日に見ごろを迎えた、青森県弘前公園の桜。
満開の様子が美しいのはもちろんのこと、桜の花が散った後もまた違った美しさで花見客を楽しませてくれます。
それは、川に浮かんだ桜の花びらでつくられる『花筏(はないかだ)』。
2018年4月28日、弘前公園を訪れたTad(@CybershotTad)さんが撮影した、美しい花筏の写真をご紹介します。
昼の弘前公園、水面を覆いつくす花びらの絨毯
水面を彩る、幾千もの桜の花びら…満開の桜とはまた違った趣があります。
写真を見ると、川の水面がほぼ見えなくなるほどびっしりと花びらが敷き詰められているのが分かります。淡いピンク色が水面全体に広がり、まるで川の上に薄紅色の絨毯が敷かれているようです。弘前公園の花筏は毎年多くのカメラマンや観光客を引き寄せ、桜の満開時期と並んで「もうひとつの見どころ」として広く知られています。
夜になると一変、「流氷」のような幻想的な光景に
さらに、夜にも弘前公園を訪れたTadさんは、そこで驚きの光景を目にしたといいます。なんと、昼間の『花筏』が、夜には『流氷』になっていたというのです。
どういう意味かは…早速、写真でご確認ください!
隙間なく水面を埋めつくしていた花びらが割れた様子は、まさに流氷そのもの。
夜間照明に照らされた白みがかった花びらの塊が、黒い水面の上でいくつもの島のように浮かんでいます。昼間の柔らかなピンク色とは異なり、夜の光の下では花びらが白く輝いて見えるため、北極海の流氷写真と見比べてもほとんど区別がつかないほどです。
昼間の花筏は有名で、メディアでもたびたび取り上げられていますが、夜になると流氷に変わるとは、あまり知られていないでしょう。
Tadさんが昼と夜の両方を撮り比べて公開したことで、この「夜の流氷」の存在がSNS上で広まりました。同じ場所・同じ花びらが、時間帯によってまったく異なる表情を見せるという発見は、多くの人に驚きをもって受け止められたようです。
弘前公園が桜の名所として高い人気を誇っているのは、こうして何度も姿を変えて花見客を楽しませてくれるからなのでしょうね。
[文・構成/grape編集部]