「ちゃんと水分とってたんだけど」 脱水症状の患者が飲んでいたモノに、ギョッ!
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2018年7月、猛暑によって各地で体調不良を訴える人が相次いでいます。
暑い時期に気を付けたい症状の1つに、ノドの渇きや頭痛などを引き起こす脱水症状があります。
予防としては「こまめに水分補給をすること」が大切なのですが…。予防に関して間違った認識をしている人が、たくさんいることをご存知ですか。
「酒で水分補給した」は間違い!
医療従事者であるエレ子(@fppraroifu)さんの元に、脱水症状と思われる状態でやって来る人たち。
※写真はイメージ
診察で「なぜ水分補給をしなかったのか」と聞かれ、こんな言葉を口にするといいます。
「水分は、ビールを飲んでいました」
※写真はイメージ
脱水症状を起こした人たちは、ビールを飲んで水分をとったつもりだったといいます。しかし、それはとんでもない思い違い!
患者たちの意見を受け、エレ子さんは次のような呼びかけをネット上に投稿しました。
なぜビールは水分補給の役割を果たさないのでしょうか。環境省によると、アルコールには次のような効果があるといいます。
つまり熱中症や脱水症状などの予防として、アルコール飲料で水分補給するという考えは誤り。
エレ子さんの投稿に、ネット上では「知らなかった」「今後は気を付けたい」といった声が相次ぎました。
「ビールなどのアルコール飲料を飲む際は、水分をたくさんとりながら楽しんでほしい」と訴えるエレ子さん。
一人ひとりが正しい知識を得た上で、暑い季節に引き起こしやすい症状の予防を心がけたいものですね。
[文・構成/grape編集部]