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5人の子どものスマホを取り上げた母親 代わりに贈ったのは『自由』のギフト

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

パソコンやスマホはいまや、多くの人たちにとって欠かせないもの。これらは大人だけでなく、子どもにとっても手放せないものの1つかもしれません。

5人の子どもの母親であるエイミーさんはある日、子どもたちのスマホやタブレット端末を取り上げることにします。理由は罰ではなく、『自由というギフトを贈るため』

エイミーさんはFacebookに取り上げたスマホやタブレット端末の写真と共に、子どもたちに向けた彼女の思いを投稿しました。

今日1日、顔を上げて、両手を使わず、心を開いて過ごしてほしい。

人々の目を見てほしい。太陽に気付いてほしい。

退屈して、何かすることを見つけてほしい。たとえあなたが何百万回もYouTubeを見たとしても考えつかなかったようなことを。

着信音が気になる時間から解放されて、人と長い会話をしてほしい。

FacebookやInstagramやSnapchatをのぞきたい誘惑からあなたを引き離してあげたい。綿密に演出されたほかの誰かの生活を見ることで、自分の住む世界と比べてしまいがちなそれらのものから。

自由を生きるとはどういうことかを知ってほしい。何かを見逃してしまうとか、スマホがどこにあるかなどを気にかけることなく1日を過ごすことを。

真の最高の人生を生きてほしい。あなたの隣のテーブルの上にある小さな、でも強大な道具で注目を集めようと競うことから解放されてほしい。

だから今日、私はあなたたちのスマートフォンを取り上げた。永遠にじゃないわ。いまのこの瞬間だけ、両手を空けて、心を開いた人生とはどういうものかを思い出してほしいの。

Hiding in the Closet with Coffee by Amy Betters-Midtvedt ーより引用(和訳)

このエイミーさんの投稿を読んだ人たちからは、「自分も同じことを試してみた」という人からのコメントが多く寄せられています。

・13歳の息子にやってみたわ。そしていま、一緒に過ごし、会話をして、ハグをして、笑って遊びたがる新しい子どもができたわ。ありがとう。

・2週連続で日曜日に試してみたわ。最高だった。私たちの子どもたちを取り戻せたわ!

・テレビのリモコンとパソコンのマウスを隠してみたら、5人の子どもたちは遊んだり、本を読んだり、庭を散策し始めたの!大成功よ!

子どもたちだけでなく、エイミーさん自身もこの日、スマホから離れて過ごしたそうです。投稿の最後に彼女は、こうつづっています。

今日、私はあなたたちのスマホを取り上げた。そしてもっと大事なことは…私も自分のスマホを遠くに置いておいたということ。

これは私自身へのギフトだから。あなたたちをしっかりと見つめられるというギフトよ。

Hiding in the Closet with Coffee by Amy Betters-Midtvedt ーより引用(和訳)

スマホやタブレット端末に夢中になっている子どもたちに、それらがない生活をさせることで、人と会話を楽しむことや周りにある美しいものに気付くことを教えようとしたエイミーさん。

スマホなどの電子機器が近くにあると、どうしても気になってしまうという人も多いと思います。そしてスマホに意識が向いてしまうと、目の前にいる人との会話には集中できないでしょう。

エイミーさんが行ったように、子どもだけでなく自分のためにも、たまにはスマホやパソコンから離れてみると、日常にあふれた素晴らしいことにもっと気付けるかもしれませんね。


[文・構成/grape編集部]

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出典
Hiding in the Closet with Coffee by Amy Betters-Midtvedt

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