『線路』に人が落ちた!その瞬間の行動に「さすが」「見習うべき」の声
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- 出典
- @sujimi9001
通勤や通学はもちろん、遊びに行く時や旅行に出かける際などに多くの人が利用する電車。
※写真はイメージ
在来線から特急電車や新幹線まで…乗降客が多ければ多いほど、アクシデントが起こる可能性も高まります。
・電車内での乗客同士のモメごと。
・遅延にイラついた乗客が駅員に暴力をふるう。
・満員電車で痴漢が出た。
どれも簡単には解決できない難しい問題ばかり。
また、命に関わるという意味では「人が線路に転落した」というアクシデントも大きな問題です。最近では転落防止用の『ホームドア』が設置されているホームもありますが、すべての駅にあるわけではありません。
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子どもが足を踏み外してしまったり、酒に酔った人が誤って転落してしまったりすることも…。
近くにいる誰かが転落してしまうことを含め、誰も「自分は大丈夫だ」とはいい切れません。
万が一『転落』を目撃したら?
JRで現役運転士として働く、運転士スジミ(@sujimi9001)さんが緊急事態の心構えをツイート。「ホームから線路に転落した人を目撃した時の対応」を語りました。
それは…。
ホームの非常停止ボタンを押す。
そして、線路には絶対に降りない。
「線路に降りて助けてはいけない」とも解釈できるアドバイスは、一見『冷たい対応』とも受け取れます。
しかし、線路に降りるということは、それほどまでに危険な行為だということなのです。
ホームから転落した人を助けようと、ほかの誰かが線路に降りてしまったら…場合によっては最悪の結果になってしまうことも。
そういった二次被害を避ける意味でも、ホームに設置されている『非常停止ボタン』を押し、電車を止めることを優先すべきなのです。
※写真はイメージ
また、この対応方法は「踏切に誰かが取り残されてしまった場合」も同じです。
「危険をかえりみず、誰かを助けよう」とする勇気は尊いものです。
しかし、残念なことに、時にその勇敢さが仇になってしまうこともあります。
線路に転落した人を見たらすぐに非常停止ボタンを押す…運転士スジミさんのようにイメージトレーニングをしておくことが、万が一の事態に対応する最良の方法なのではないでしょうか。
[文・構成/grape編集部]