全盲の人が呼び掛けた、電車内でのお願いに「大切なこと」「ハッとした」
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電車内で立つ2人の警察官 その理由に「これは大賛成」「素晴らしい!」茨城県警が理解を求める呼びかけ。その内容に絶賛の声が上がっています。

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全盲の浅井純子(@nofkOzrKtKUViTE)さんが、Twitterで呼び掛けた『お願い』に、人々がハッとしています。
日頃から電車に乗る時に、多くの人に協力をしてもらっているという浅井さん。
見知らぬ人に席を譲ってもらったり、乗り降りの際にサポートをしてもらったりすることがあるのでしょう。
周囲の協力に感謝をしている浅井さんは、より安全に車内で過ごせるよう、「固定された手すりを持たせてほしい」と呼び掛けました。
電車内のつり革は、ちょっとした振動でも、揺れています。また、電車の急発進やブレーキが起きると、つり革につかまっていても、身体がバランスを崩してしまいかねません。
そのため、浅井さんからすると、つり革につかまることは、決して安全とはいい切れないでしょう。
一方で、固定されている手すりであれば、電車内の揺れによる影響を受けにくくなるといえます。
浅井さんのお願いはネットを通じて注目を集め、多くのコメントが上がりました。
・全盲の人が電車内にいることに気付いたら、率先して手すりに案内しようと思います!
・「こういうフォローがありがたい」という視点は大切なこと。ぜひ多くの人に知ってもらいたい。
・当事者でしか分からないことだと思いました。今後は積極的に譲ります!
社会は、人と人との助け合いで成り立っています。
みんながより安全に暮らしていけるよう、思いやりを大切にしたいですね。
ちなみに浅井さんは、大阪府大阪市にあるヘッドスパ『暗闇ヘッドスパ 純度100』を経営しています。
光やBGMがない同店で、日々の疲れを取りたい人は、来店してみてはいかがですか。
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[文・構成/grape編集部]