暴行を受けても反撃しなかった長与千種　その行動に立川志らくが「本当に勇気がいる」

２０１８年１１月２０日に放送された情報番組『ひるおび！』（TBS系）に、落語家の立川志らくさんが出演。

元・女子プロレスラーの長与千種さんが、２０代の男性から暴行を受けても反撃しなかったことについて言及しました。

立川志らく「すごく勇気のいること」

長与さんといえば、１９８４年にライオネス飛鳥さんと結成したタッグチーム『クラッシュギャルズ』で人気を博した女子レスラー。

子どものころから格闘技を学んできた長与さんは、プロレスラーとしてリング上で数々の技を披露してきました。

そんな長与さんが、１１月１９日の興行の打ち上げ後に北海道札幌市の街を歩いていると、立体駐車場から「助けて」という女性の声が。

現場に駆けつけてみると女性に馬乗りになっている男性を発見します。

ケンカを止めるため２人の間に入ると、男性から髪を引っ張られるなどの暴行を受けますが、長与さんが反撃することはありませんでした。

警察の調べによると、男性と女性は夫婦とのこと。また、男性は酒に酔っていたといいます。

なぜ反撃しなかったのかについて、長与さんはこのように答えています。

長与さんなら、男性が相手でも倒すことはできたでしょう。

しかし、後輩や大好きなプロレス自体にも迷惑をかけてしまうと考え、握ったこぶしを上げることはなかったのです。

長与さんの行動に、志らくさんはこのようにコメントしました。

「夫婦ケンカとはいえないレベルの暴行をしていた男性から、暴力を使わずに女性を助けた」と、志らくさんはその勇気を称えました。

ネット上でも長与さんの行動には、称賛の声が上がっています。

身をていして女性を守りながら、後輩たちの未来も守っていた長与さん。本当の強さと優しさを教えてもらった気がします。

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[文・構成／grape編集部]