空港で親切の連鎖 子供連れで泣き出しそうな母親に、手を差し伸べたのは
公開: 更新:
道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
北海道のコンビニ 駐車場で撮影した1枚に「怖すぎるだろ…」「五度見したわ」北海道で男性が撮影した1枚。写った光景に道民以外が「ウソだろ…」
- 出典
- Becca Kinsey
小さな子どもを連れての移動は決して簡単とはいえないもの。まして子どもが2人となると、その大変さは倍増するかもしれません。
2歳と5歳になる息子の母親であるベッカさんは、2人を連れて飛行機で移動をすることになりました。そして空港のセキュリティ検査場に並んでいた時、彼女はいまにも泣き出しそうな状況になったといいます。
なぜならワイアットくんが叫びだし、疲れたジェームスくんはへとへとになっていたのだそう。
すると突然、列の前方に並んでいた見知らぬ女性がベッカさんを呼んだのです。
女性:
「ほら!私の前に割り込んでいいわよ!大変なのは分かってるから!」
その時、ワイアットくんが眠ってしまい、ベッカさんは1人で子どもたちも手荷物もすべてを運ばなくてはなりませんでした。
すると今度は、別の女性が彼女に声をかけます。
2人目の女性:
「荷物を全部私に手渡して!まかせてちょうだい!」
ベッカさんは2人の女性にお礼をいいます。すると彼女たちは「気にしないで。あなたたちに確実に飛行機に乗ってほしいのよ」といい、2人目の女性は荷物をすべて抱えてベッカさんたちがセキュリティ検査を通過するのを手伝ってくれた上、そのまま搭乗ゲートまで着いてきてくれたのです。
こうしてなんとか無事に飛行機に搭乗することができたベッカさんでしたが、そこからまた困ったことが起こります。離陸時にワイアットくんが再び叫び始めたのです。
ベッカさんが困り果ててから約45分後、『天使』が彼女の座席に近づいてきて声をかけます。
3人目の女性:
「あなた、休憩が必要みたいね」
ベッカさんが『天使』と呼ぶ見知らぬ女性はそういってワイアットくんを預かり、飛行機が着陸するまでずっと彼をヒザの上に乗せて抱いていてくれました。
さらに女性は飛行機を降りた後、預けた荷物の受け取り場所までワイアットくんを連れて行ってくれます。そして、ベッカさんに「メリー・クリスマス!」とハグをして去って行ったということです。
女性たちの親切に感動したベッカさんは、この出来事についてFacebookに投稿。
すると13万回以上シェアされ、彼女を助けた3人の女性にたくさんの称賛のコメントが寄せられています。
ベッカさんは投稿の中で3人の女性たち全員を『母親』と呼んでいます。きっと女性たちがみな、母親であることが分かる何かがあったのでしょう。
同じ母親として困っているベッカさんの気持ちが理解できるだけに、迷うことなく手助けを申し出た女性たち。その優しさと行動力に大きな拍手を送りたいですね。
[文・構成/grape編集部]