「素晴らしい」「涙が出る」 単細胞生物が寿命を迎える瞬間に、感動の声
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1つの細胞から成り立っているとされる、単細胞生物。
学生のころに理科の授業で習ったことのある人も多いでしょう。
ある単細胞生物の最期の瞬間をとらえた映像が、ネット上で反響を呼んでいます。
単細胞生物が死を迎える瞬間
Instagramに話題の動画を公開したのは、微生物に関する動画を数多く撮影しているジェームズさん。
基本的に、単細胞生物は単体で細胞分裂を繰り返しながら生きるため、寿命を迎える瞬間を目にする機会はめったにないといわれていますが…。
ジェームズさんがとらえた、珍しい光景をご覧ください。
映像に映っているのは、『ゾウリムシ』などの仲間の一種で、全身をおおう繊毛(せんもう)という毛を使って移動する繊毛虫です。
通常の単細胞生物はピンク色をしていますが、強い光にさらされたり、飢えを感じたりした場合に、映像のように色を失っていくことがあるといいます。
こちらの単細胞生物が死んでしまった原因は、ジェームズさんにも不明とのこと。ジェームズさんは、投稿の中で「映像を見て心が痛みました。その大小に関わらず、命とははかないものです」と心境をつづりました。
映像は世界中で拡散され、多くの人たちが「命の尊さを実感させられた」「悲しいけれど、感動する」といったコメントを寄せています。
切なくも貴重な瞬間をとらえた映像は、多くの人々の心に刺さりました。
[文・構成/grape編集部]