炎上した『CD踏み割り動画』にビビット出演陣が怒り 「ひどすぎる」と同意の声
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- 出典
- ビビット
2019年1月9日、東京都の秋葉原で撮影された1本の動画がネットで話題になりました。
映っていたのは、路上ライブを終え、片づけをしていた1人の女性アーティスト。撮影者を含む男性2人組は女性からCDを1枚購入すると、その場でCDを踏み割り、笑い声を上げたのです。
動画はネット上でまたたく間に拡散され、過激な男性の行動に批判が殺到しました。
ビビット出演陣、『路上ライブCD踏み割り』に怒り
同月22日に放送された情報番組『ビビット』(TBS系)では、今回の騒動を特集。
CDを踏み割った男性が顔を隠した状態で出演し、女性アーティストについて「あの女性もTVに出て『悲劇のヒロイン』ですよね」といい、謝罪する意思がないと述べました。
また、目的については「無許可の路上ライブを撲滅したい。あの行動は少し逸脱しているが、必要悪であり、自分の中の正義感で動いている」とコメントしました。
路上ライブを行うアーティストの間では有名だという男性。以前からアーティストに「うるさい!二度とやるな!」「不愉快だからやめてほしい」と声をかける動画を投稿していました。
今回、過激な行動に出たのは「再生回数を増やすため、過激な画が必要だった」という理由だったそうです。
国分太一ら『ビビット出演陣』が苦言
MCであるTOKIOの国分太一さんは、「怒りとさびしさが同時にやってくるような動画」と眉をひそめてコメント。
出演者の千原ジュニアさんは、真剣な表情でこういいました。
続いて、『だめんず・うぉ~か~』で知られる漫画家の倉田真由美さんは、このように述べます。
そして、MCである真矢ミキさんは少し強めの口調でこういいました。
『ビビット出演陣』のコメントを受け、ネット上の反応は…
・ゆがんだ正義感というより、ただ人に当たりたいだけなんじゃないのか?
・相手が複数人の男性バンドでも、この人は同じことをしたんだろうか。自分より弱い女性だからでは?
・無許可の路上ライブが嫌なら警察にいえばいいのに。正義を盾にしてるように感じる。
・ジュニアさんの「物を作ったことがない人」というのは分かる。じゃないと、普通はこんなことできない。
中には「路上ライブの音が苦痛」という人の意見も。しかし路上ライブを好まない人から見ても、今回の行動は過激だという感想がほとんどのようです。
もちろん、法令は守るべきもの。無許可での路上ライブに対していい印象を持たない人がいるのは、仕方がないことでしょう。
しかし、「相手が違反をしているから」といって他者を加害していい理由にはなりません。どうしても注意したいのであれば、警察を通してしかるべき対処をとってもらうべきではないでしょうか。
[文・構成/grape編集部]