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「ドナー登録は正しい知識を持って」 中川翔子の呼びかけに、ネットで意見飛び交う

By - grape編集部  公開:  更新:

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2019年2月12日に、競泳の池江璃花子(いけえ・りかこ)選手が、白血病と診断されたことをTwitterで報告しました。

池江選手に骨髄の移植が必要になるかはまだ分かっていませんが、世間では発表をキッカケに、白血病の治療法の1つである骨髄バンクのドナー登録に関心を持つ人が増えています。

中川翔子「知るというのはとても大事なこと」

骨髄バンクにドナー登録をしている、タレントの中川翔子さん。

同月14日に放送された、情報バラエティ番組『ビビット』(TBS系)で、正しい知識を持った上でドナー登録をすることの大切さを訴えました。

中川さんの父親である歌手の勝彦さんは、急性骨髄性白血病を発症し、32歳で亡くなっています。

中川さんは父親の闘病当時のことを振り返り、次のように語りました。

私の父も20代の時に白血病を発症して、よくなったりまた具合が悪くなったりを繰り返して、好きなことだったり仕事だったりをどんどん制限されていく中で闘っていたということをよく聞いていたので。

ビビット ーより引用

骨髄移植が必要な父親のために、家族全員がドナー登録をするも、結果は不適合。当時9歳だった中川さんは、年齢制限によりドナー登録をできず、悔しい思いをしたといいます。

中川さんは、自身の経験をふまえて「知ることの大切さ」を説きました。

近いところで起こったことじゃないと、本当に向き合ったり考えたりする機会ってなかなか難しいと思うんですけれども。

でも、興味を持つキッカケや知るキッカケがあるだけで、もしかしたら誰かの未来が助かる道が増えるかもしれないっていうのは、とても大事なことかなと思います。知ることというのは。

ビビット ーより引用

中川さんは、同月12日に自身のTwitterでも次のような投稿をしています。

中川さんの呼びかけに対し、ネット上ではドナー登録者を始め、多くの人からコメントが寄せられています。

・ドナー登録済みです。登録者が増えて、1人でも多くの患者さんが救えますように。

・提供の経験があります。個人差はあると思いますが、自分は術後の痛みも少なかったです。

・正しい知識を持って登録してほしいです。運よく適合しても、結局移植を断るドナーもいるので…。

誰かの命を救うキッカケとなる、骨髄バンクのドナー登録。しかし、登録には年齢や体重の制限や健康体であることなど、さまざまな条件のクリアが必要です。

また、いざ提供をする際には家族の同意が必要なことや、ドナー側も数日間の入院を要するなど、いくつかの取り決めもあります。

正しい知識を知り、自分の生活や状況と照らし合わせた上でドナー登録することが望ましいといえます。


[文・構成/grape編集部]

出典
ビビット日本骨髄バンク

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