「デザインの敗北」といわれたトイレのマーク あなたは一目で理解した?
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職場で二度見された弁当 そのビジュアルに「これはたまらない」「最高の弁当」『毎日作るものだから、背伸びしないお手軽弁当』をモットーに、毎日色とりどりな弁当を作っている、おぺこやん(@opeko9618)さん。 ある日、いつものように職場で弁当を食べていたら、職場の人たちに二度見をされたそうで…。
12個入り…だったよね? 変わり果てた『アルフォート』の姿に「笑った」「乱雑に扱った革財布」ある写真をXに投稿した、@suibun_waterさん。 投稿を見て「スマホケース」「財布」といった物を連想する人が、後を絶ちませんでしたが、実は写真にうつっていたのは…。
- 出典
- @konoe_lal
デザインの敗北を見た。
そうコメントを添えて公開された、トイレの男女マークが話題です。
トイレの男女マークといえば、日本に限らず世界中で見かけますよね。
トイレだけでなく、禁煙を示すマークや、電車、駐車場など、文字を使わずに見た人に意味や情報を伝えることができるのは、デザインの素晴らしい点の1つでもあります。
しかし、カルマおじさん(@konoe_lal)さんが投稿したトイレの男女マークはというと…。
マークの下に『男性』『女性』とシールが貼られているため、おそらく一部の利用者から「分かりにくい」という声が出たのかもしれません。
エレガントかつシンプルで素敵なデザインではあるものの、肝心の『意味』や『情報』が抜けてしまっているようにも思える、このトイレの男女マーク。
しかし、ネット上では「何を表しているのか、分からない」といった声が上がる一方、「一目で分かった」といった声も聞こえています。
近年、男女の性差による差別をなくす『ジェンダーフリー』の視点から、見直されつつあるトイレマーク。
投稿者さんが目撃したトイレマークは、往来の「女性はスカート、男性はズボン」といったものと比べると、服装による性差は感じにくいように思えます。
しかし、ネット上で意見が分かれていることからも、新たなデザインが浸透するのには時間がかかりそうです。
今回のトイレマークはデザインという単純な問題以上のものを、私たちに問いかけているように思えます。
[文・構成/grape編集部]