岩手のいじめ自殺事件で批判が集まる担任 実際は…?
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2015年7月5日、岩手県矢巾(やはば)町で起きた、中学二年生の松村亮くん(13)が自殺した事件について、Twitter上で様々な情報が飛び交っています。
現在は非公開になっていますが、Twitterユーザーの@inkjpさんが7月9日に投稿したツイートに、亮くんが通っていた中学校の生徒から聞いたという「担任教師の評判」について書かれ、注目が集まりました。
報道では、学校側と担任教師の対応が不十分だったと取り上げられていますが、どうやら世間で言われているような「ひどい教師」ではなかったというのです…。
本当は「いい先生」だった?
@inkjpさんは、知人のお子さんが亮くんと同じ中学校に通っており、担任について話を聞く機会があったそうです。
その話を要約すると以下のような内容です。
話をしてくれた子は、「あんなにいい先生なのに、無責任だと非難されていることが納得できない!」と言っていたそうです。
このツイートに対する返信
あまり肯定的な意見は見られませんでしたが、実際に偏った報道が行われているのも事実でした。
問題になっている『切り貼り報道』
これは、ある報道機関で、亮くんと担任教師がやりとりしていた「生活記録ノート」の紹介です。
亮くん:ボクがいつ消えるかわかりません。
教師:明日からの研修たのしみましょうね。
一見すると、亮くんの言葉に全く見当違いの返事をしており、亮くんからのSOSから逃げているように見えます。
しかし、実際は原文通りではなく、大事な部分が切り取られた『切り貼り報道』をされていたのです。
実際のノート全文
全文を見ても「この返事はどうなの?」という声もありますが、話し合いをした上で、これ以上の言葉を書くことが出来なかったのでは、という見解もあります。
現在、担任教師は病欠しており、事実確認ができないと学校側は説明責任を果たしていませんが、2015年7月10日に町教育委員会は「死亡の一因」「いじめがあった可能性がかなり高い」と謝罪をしています。
学校側と担任教師への批判が相次ぐ中、本質を見落としているのではないかという意見も目立っていました。
多くの情報に操作されて一番の問題点を見失わないよう、本質を見つめる視点が重要なのではないでしょうか。