「45年生きてて初めて!」 絆創膏に感動した黒人男性その理由に考えさせられる
公開: 更新:
道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
北海道のコンビニ 駐車場で撮影した1枚に「怖すぎるだろ…」「五度見したわ」北海道で男性が撮影した1枚。写った光景に道民以外が「ウソだろ…」
ケガをした時、普段何気なく使っている絆創膏。
ある男性が投稿した、1枚の『絆創膏』が指に巻かれた写真とコメントが「深く考えさせられる」と海外で話題になりました。
涙をこらえるほど感動した絆創膏とは
絆創膏を使う時、何も疑問に思うことなく市販されているものを使用する人が多いでしょう。ですが、そんな普段使っている商品で心が傷付いている人もいます。
アメリカに住むドミニク・アポロンさんは、自分の手を撮った写真をTwitterに投稿。50万人以上が共感しました。
その理由とは…。
アポロンさんが、絆創膏に感動した理由は、自分の肌に合った絆創膏に出会えたからでした。
1枚目の写真では、一見するとどこに絆創膏を貼っているのかが分かりません。
手元が大きく写った2枚目で、小指に絆創膏を貼っていることが分かります。
45年の人生で初めて出会った、自分の肌に合う絆創膏。この時の心境を、アポロンさんは次のように語りました。
自分の肌色に合わない絆創膏を使うことが『普通』だと考えていたアポロンさん。
しかし、「このように思い込むことは、勝手に自分自身を縛っているのだ」と気付いたといいます。
また、黒人の肌の色に合う商品が販売されていることから、アポロンさんは「世間に自分の存在を認められている」と感じたとのこと。
そして、1つの商品を通して、同じ人種の一体感に包まれたのです。
今回、アポロンさんが投稿した写真やコメントが、多くの人に『普段使用している商品と肌の色』を考えさせるきっかけとなりました。
この投稿にさまざまなコメントが寄せられています。
・絆創膏は私が子どものころ、初めて人種を意識したものでした。
・これは病院や学校に置いておきたいアイテムですね。
・すぐに欲しいと思いました。
多様性が認められつつある世の中。
ですが、社会が変わり始めても、本人が自分自身の中にある『差別を受け入れて当たり前』という認識から抜け出せないことも。
自分や周囲の意識を変えるのは、簡単ではありません。ですが、アポロンさんの投稿は多くの人に気付きを与えるきっかけになったことでしょう。
[文・構成/grape編集部]