留学中、クラスメイトに『中国人』とからかわれた女性 ブチ切れると?
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ダイソーのイヤホンを見た客 配色に既視感をおぼえたワケに「全く同じことを考えた」メメタァ(@memetaa_kaeru)さんが、『ダイソー』に足を運んだ時のこと。ふと目に飛び込んできたワイヤレスイヤホンのカラーリングに、既視感をおぼえたといいます。何に似ていたのかは、メメタァさんのつづったコメントとともに、答え合わせをしてみてください!
買った花束を店に置いていった女性 その後の展開に「鳥肌が立った」買った花束を店に置いていった女性 その後の展開に「鳥肌が立った」
- 出典
- kaixi_j
現在ドミニカ共和国に駐在している、中国人のかいし(kaixi_j)さんは、留学の体験談や、海外生活で日々感じたことなどを描き、Instagramに投稿。反響を呼んでいます。
かいしさんがドミニカの街を歩いていると、見知らぬ人たちからよくかけられる言葉があるといいます。それは…。
『チーナ』と呼ばれることについて
ラテンアメリカの国にいると、スペイン語で中国人を意味する『チーナ(china)』と呼ばれることが多いといいます。
アジア系の人を名前で呼ばずに、ひとくくりに『中国人』などと呼んだり、見た目の特徴をからかったりなどする行為は、差別的でとても失礼な行為です。
学生時代にペルーにいたかいしさんは、クラスメイトにまで『チーナ』と呼ばれ、思わずいい返したことも。
しかし、中にはそうした行為を差別だと気付かず、悪意なくしてしまう場合もあるといいます。
読者からは投稿について、さまざまな感想が寄せられました。
・差別は実際に受けてみなければどういうものなのか分からない。でもその悲しさを知ることで私は絶対に差別を許す人間にならないと思えました。
・この投稿で自分の中に潜む差別意識を再認識しました。人種ではなく、その人を見ることを意識していきたいと思います。
・海外で初対面の人に目をつり上げるジェスチャーをされたことがあります。「なんて失礼な人」とショックを受けたのですが、彼女はこれが差別的だと知らなかったようです。
自分が常にマジョリティの立場にいると、マイノリティの立場にいる人に対して、潜在的に差別感情を持ってしまったり、無知がゆえに気持ちを傷つけてしまったりすることもあるでしょう。
人種や国、出身で差別されることの理不尽さ、悲しさというのは、当事者として経験してみないとなかなか理解しづらいものなのかもしれません。
自分の行動や発言によって、相手がどんな気持ちになるのか、他者の気持ちに立つことの大切さを、考えさせられますね。
[文・構成/grape編集部]