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もしも痴漢に遭ってしまったら スマホ1つで撃退する方法

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

警視庁が開発した防犯アプリ『Digi Police(デジポリス)』が、ダウンロード数を伸ばしています。

『Digi Police』には、東京都内で発生した犯罪場所を知らせてくれるほかに、防犯ブザーや痴漢撃退ブザーなどの機能を搭載。

防犯ブザーは、画面をタップするだけで大音量でブザーが鳴り響きます。

また、子どもと女性の防犯対策や、詐欺対策などの情報も掲載。

警視庁によると、『Digi Police』の累計ダウンロード数は2019年4月末までで23万7千件に達しています。

警視庁にアプリについて聞いてみた

アプリの中で、女性にとって心強い味方になるのが『痴漢撃退』の機能。

「痴漢です 助けてください」とスマートフォン上に大きく文字が映し出され、周囲にスマートフォンを見せることで助けを求められるのです。

さらに、画面をタップすると、文字の背景は赤色に変わり「やめてください」という女性の声が流れます。

この『痴漢撃退』の機能を作成したきっかけを、警視庁に聞きました。

平成28年7月にwebアンケート調査を都内在住の10代~30代の女性を対象に実施しました。

そこで電車内で痴漢にあった時に、「驚いて何も考えられない」「怖かった」などの理由から勇気を出して周囲の人に「助けて」と求めることができない被害者が多いことが判明。

上記の結果を踏まえて、アプリに本機能を実装することになりました。

被害者の声が反映されてできた、『痴漢撃退』機能。

満員電車で痴漢被害にあった場合でも、画面を見せるだけで周囲の人に助けを求められるのは心強いです。

アプリは無料。気になった人は、警視庁ウェブサイトからダウンロードできます。


[文・構成/grape編集部]

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出典
警視庁

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