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市村正親、若い頃の出演作は? 病気を支えた妻・篠原涼子

By - grape編集部  公開:  更新:

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元劇団四季の団員で、現在も日本を代表する俳優として活躍する市村正親(いちむらまさちか)さん。

ミュージカル『オペラ座の怪人』や『ラブ・ネバー・ダイ』などの名作に出演していることでも有名です。

また2019年7月に公開予定の映画『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』では、市村正親さんが21年ぶりにミュウツーの声優を務めることでも話題となりました。

そんな市村正親さんの出演舞台や最近の活躍など、さまざまな情報をご紹介します!

市村正親は舞台でも大活躍の俳優

市村正親さんといえば、数々の舞台に出演。直近で市村正親さんが出演した舞台には、下記のような作品があります。

・『ラブ・ネバー・ダイ』
・『ミス・サイゴン』
・『スクルージ』
・『ドライビング・ミス・デイジー』
・『NINAGAWAマクベス』
・『生きる』
・『市村座』
・『ラ・カージュ・オ・フォール』
・『モーツァルト!』

数々の舞台で素晴らしい演技を披露し、日本を代表する名俳優としての地位を築いています。

市村正親は劇団四季時代に名作『キャッツ』にも出演

市村正親さんはもともと劇団四季出身であり、団員時代には世界的名作『キャッツ』にも出演しています。

『キャッツ』はT.S.エリオットの詩集から舞台化された世界中で知られている作品。人間に飼い慣らされることを拒否したキャッツたちが、自らの人生を謳歌する姿が描かれています。

日本で最初に舞台として上演されたのは1983年。これまでに劇団四季によって1万回以上が演じられてきました。2018年には35周年を迎え、まさに劇団四季の歴史ともいえる作品です。

そんな『キャッツ』に出演したということは、市村正親さんの俳優としての歴史の中でも非常に大きな意味を持っているはずです。

市村正親は『オペラ座の怪人』の10年後を描いた『ラブ・ネバー・ダイ』でも好演

市村正親さんは『オペラ座の怪人』の10年後を描いた舞台『ラブ・ネバー・ダイ』にも出演しています。

『ラブ・ネバー・ダイ』は世界35か国で1億4000万人を動員した『オペラ座の怪人』の怪人ファントム失踪後を描いた作品で、舞台をパリからニューヨークへと移しての物語。

怪人ファントム役は、市村正親さんと石丸幹二さんのダブルキャストとなっています。

市村正親さんと石丸幹二さんは、劇団四季における先輩・後輩という関係。市村正親さんは石丸幹二さんとのダブルキャストについて、下記のようにコメントしています。

30年前、39歳で出会ったファントム。
『オペラ座の怪人』を経て、その10年後の本作品を演じることに運命を感じます。世界広しといえど、ファントムをこの順番で演じるのは僕だけです。そのリアリティーを胸に秘め、公演に取り組みたいです。『オペラ座の怪人』でラウルを演じた石丸くんとファントムを演じることにもまた、運命を感じています。

市村正親さん自身も、後輩である石丸幹二さんと共に怪人ファントムを演じることを嬉しく思っていたようです。

市村正親は『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』にゲスト声優として出演

俳優としてお馴染みの市村正親さんですが、声優としての顔も持ち合わせています。

2019年7月公開予定の映画『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』では、人口ポケモンであるミュウツー役でゲスト声優として出演。

『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』公開アフレコ(左から)山寺宏一、市村正親、小林幸子

『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』は1998年に公開された映画『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』のリメイク版にあたり、同作でも市村正親さんはミュウツーの声優を担当していました。

ミュウツーの声優を21年ぶりに担当するにあたり、市村正親さんは下記のようにコメントしています。

みなさんの伝説である、あのミュウツーがさらに進化して帰ってきます。

今回、新たに自分の中の『ミュウツー魂』を呼び起こして演じました。

21年ぶりに蘇った今回の「ミュウツーの逆襲 EVOLUTION」はポケモン映画初となる全編フル3DCGで描かれています。1作目を観た人も、観ていない人も…すべての人に伝説のポケモン『ミュウツー』のパワーをお届けしたい!来たれ、映画館に!

ポケモンという、普段の市村正親さんの姿からは想像しづらい役柄ですが、本人にとっては思い入れのあるキャラクターのようです。

『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』予告2

市村正親は病気だった 現在は妻・篠原涼子のお陰で復活

市村正親さんは2014年7月、早期の胃がんであることを発表しています。

同年の6月下旬に体調不良のため、病院へと通院。当初は急性胃炎という診断でしたが、追加で受けた精密検査の結果、早期の胃がんであることが発覚しました。

早期発見できたことが幸いし、手術によりすぐに容態は回復。胃がん発表の2か月後には元気な姿で公の場に姿を見せています。

急性胃炎という診断の後、追加の精密検査を勧めたのが妻の篠原涼子さん。

市村正親さんが痛がる姿に不安を覚え、ほかの検査も勧めたとのことです。もしこの時精密検査を受けず、胃がんを発見できなかったとしら、市村正親さんの病状は更に悪化していたかもしれません。

市村正親さんが元気に復帰できたのは、妻の篠原涼子さんがいてこそ、といっても過言ではないでしょう。

市村正親の現在・これから

現在、市村正親さんが出演する舞台『ドライビング・ミス・デイジー』が紀伊国屋ホールにて公開中です。

2020年5月にはミュージカル『ミス・サイゴン』が帝国劇場にて公開予定。また上述したように、市村正親さんが声優ゲストとして出演する映画『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』が2019年7月に上映されます。

市村正親さんの活躍に、今後も目が離せませんね!

市村正親 プロフィール

生年月日:1949年1月28日
出身地:埼玉県
血液型:A型
所属事務所:ホリプロ

劇団四季出身で、団員時代は『キャッツ』『ロミオとジュリエット』『オペラ座の怪人』などに出演。退団以降は、映画、ドラマ、舞台と俳優として幅広く活躍。映画では『十三人の刺客』、『テルマエ・ロマエ』など、ドラマでは『Oh, My Dad!!』(フジテレビ系)、『JIN-仁- 完結編』(TBS系)などに出演。舞台の出演は『ラブ・ネバー・ダイ』、『ミス・サイゴン』など。声優としての活動歴もあり、『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』、『キングダム ハーツ』などにゲスト声優として出演している。


[文・構成/grape編集部]

出典
【公式】「ミュウツーの逆襲 EVOLUTION」予告2ホリプロ

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