日本もそうすりゃいい 有吉弘行&マツコ、モメる新幹線マナーに一石を投じる
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「こういう人になりたい」 横でアナウンサーが倒れ、谷原章介がとった行動に称賛の声生放送中に小室アナウンサーが体調不良で突然倒れると、谷原章介さんが咄嗟に受け止めました。その行動に称賛の声が上がっています。
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有吉弘行さん、マツコ・デラックスさんが2019年8月7日に放送されたバラエティ番組『マツコ&有吉 かりそめ天国』(テレビ朝日系)に出演。
2人は、たびたび問題視されている新幹線マナーについて持論を展開。さらにその解決策が提案されると、視聴者の間でさらなる討論が繰り広げられました。
誰かが何かしらでケンカしている! 新幹線の乗車トラブルを解決する名アイディアとは
始めに有吉さんが「新幹線はよくもめているよ、みんな。『551の豚まんくさいな』とかさ…。でも、駅で売っているんだから食べるの当たり前だよって」と、賛否が分かれている新幹線での食べ物マナーについて触れたことで、2人はトークを展開。
続けて、有吉さんは「『仕事で疲れて帰ってるんだから(車内で)騒ぐな』って人とさ、『仕事終わってんだからビールぐらい飲ませろ』っていうおじさんとさ。どっちもサラリーマン同士でさ、いっつも新幹線、誰かがケンカしている」と、仕事終わりに寝たいサラリーマンと、お酒を飲んで仕事仲間と話して過ごしたいサラリーマンの口論をよく見かけることを明かしていました。
このトラブルの解決策として、有吉さんはこのようなアイディアを挙げています。
参加型の映画鑑賞が流行っていることも例に挙げて、新幹線も利用者が満足して車内での時間を過ごすためにそれぞれの目的に合わせて、座席を分けることがいいのでは、と提案。
これにマツコさんは「外国だと分かれているよね。しゃべっちゃいけない車両があるのよ」と、英国の高速鉄道で5両に1両の割合で設置されており、ヨーロッパ各地で導入されている『クワイエットコーチ(静かな車両)』を紹介しました。
それを踏まえて、マツコさんも「日本もそうすりゃいいのにね。一緒くたは限界あるよね」と主張。それぞれのニーズに合った車両を作るべきだという、有吉さんの考えに賛同していました。
有吉さんも「みんながストレス感じて乗っているように感じるんだよね。だからよくトラブルが起こってるしさ」と持論を語り、話をまとめました。
視聴者からは賛否両論の意見が集まり、ネット上では議論がヒートアップ
【ネットの声】
・これは名案だね。実際にそういったシートもあったみたいだしね。
・実現に大した労力もかからないならそうしたほうがいい。
・お互いある程度我慢することも必要だと思う。
・スリープシート行きたかったのに、スリープシートが完売してたらつらいよな。
・パーティーシートだとどれだけ騒いでも問題ないっていう輩も増えそうだから心配。
なかなか面白いアイディアですが、やはりデメリットや問題点も指摘されています。
ちなみにJR西日本の山陽新幹線では、静かな車内環境の創出を目的とした車両『サイレンスカー』が過去に採用されていました。
同車両では始発駅発車前と終着駅到着直前、および災害や事故発生など異常時を除いて車内放送が流れないほか、乗客にも車内静粛への協力を呼びかける文がテーブル裏などに記載され、一部利用者に好評だったとのこと。
しかし、JR西日本の新幹線車両では「乗車券類の紛失につながる」という理由から2011年3月11日をもって廃止されています。
やはりそういった観点から考えても、どちらかが折れなければならないというのが現状でしょう。
常識の範囲内でお互いを気遣うことが大事なのかもしれません。
[文・構成/grape編集部]