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『ニャンちゅう』の声優・津久井教生 難病ALSを告白し、世間に衝撃が広がる

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

NHKの子供向け番組に登場するキャラクター『ニャンちゅう』の声を28年間担当している、声優の津久井教生さん。ブログで自身の難病を告白し、多くの声援が寄せられています。

ALSであることを告白した津久井教生

2019年10月1日に津久井さんはブログを更新。『筋萎縮性側索硬化症(きんいしゅくせいそくさくこうかしょう)』、通称ALSと呼ばれる難病であることを発表しました。

ALSとは筋肉を動かす運動系の神経に支障が出て、脳からの命令が正しく伝わらなくなる病気。四肢だけでなく、呼吸や物を飲み込むのに必要な筋肉も衰えていきます。

津久井さんによると、歩行は厳しいものの声は無事とのこと。ブログでは、次のように状況と心境をつづっています。

症状も個人差が激しく、かなりきつい病気ですが・・・ なんと今のところ「声」だけは無事の状態でいます。
事務所と話を重ねて、家族の力も借りて「出来る限り前に進む」感じで歩き出すことにしました。

現在、自力で歩くことが難しく、ダブル杖と車椅子での移動となっていますが、それ以外は結構元気です。
神様が色々なものを残して下さったので、そこを大事にしながら、そして治療法が無いのであれば、ドクター・理学療法・作業療法の方たちと活路を見つける勢いで進んでいけたらと思っています。

病名が見えてきて、さんざんSNS等で書いていた「名無しのごんべぇの病気」のストレスから解放されて、気持ちよく前に進もうと思っています!

皆さま、今後とも応援をどうぞよろしくお願いします。

津久井教生オフィシャルブログ ーより引用

津久井さんさんは、同月3日にもブログを更新。ニャンちゅうと一緒に撮った写真を公開するとともに、多くの人から寄せられた声援への感謝を書きました。

また、改めて次のように前向きな思いをつづっています。

ALSは「日常生活をしっかりとしていく事が1番の治療法」という難病ではないかと思います。

ドクターの皆さんからも「しっかりとお仕事と生活をして下さい」とエールを送られています。

なかなか知られていないALSに関してもこれから勉強して、自分に起こっていることを皆さんに発信できればとも思っています♪

津久井教生オフィシャルブログ ーより引用

最後に「引き続き、応援よろしくお願いします」と書いた津久井さん。

ブログを読んだ人からは、さまざまなコメントが寄せられました。

・津久井さんのことをこれからも応援していきます!

・幼い頃からニャンちゅうを愛し、大人になった今も楽しんで番組を見ています。

・明るいニャンちゅうにたくさん元気をもらってきました。どうか病に負けないで!

また、同じALSの人たちからもエールが寄せられました。

難病と向き合い、前を向くのは決して簡単なことではありません。津久井さんのことを、大勢の人たちが応援しています。


[文・構成/grape編集部]

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出典
津久井教生オフィシャルブログ@koubouya

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