「この恩は忘れません」 試合中止のカナダ代表の『誠意』に日本中が涙
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道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
北海道のコンビニ 駐車場で撮影した1枚に「怖すぎるだろ…」「五度見したわ」北海道で男性が撮影した1枚。写った光景に道民以外が「ウソだろ…」
・本当にありがとうございます!
・この恩は忘れません。
・感動して涙が出てきた。
『ラグビーワールドカップ2019日本大会(以下、ラグビーW杯)』のため、岩手県釜石市に滞在していたカナダ代表に感謝の声が相次いでいます。
試合の中止が発表されたものの?
2019年10月12~13日にかけて、大型の台風19号が日本列島を襲いました。
これにより、13日に岩手県釜石市で予定されていたナミビア対カナダの試合が中止に。
また、釜石市内も一部地域で土砂崩れや道路の冠水による住宅倒壊など、甚大な被害が出ています。
試合が中止になったカナダ代表が、そのまま釜石市を離れるのではなく、現地に残りボランティア活動を行っていたことを、ラグビーW杯の公式Twitterが明かしました。
カナダ代表にとって、13日の試合は最終戦。また、今回の1次リーグでは1勝もしておらず、13日の試合で初勝利をあげる希望を抱いていたかもしれません。
安全上の理由から試合が中止されたことに、カナダ代表も理解を示してはいるものの、最終戦を戦えなかったことに少なからず悔しさもあったことでしょう。
しかし、カナダ代表はこうして釜石市のために尽力することを選んだのです。力仕事をする姿に頭が下がる思いでいっぱいです。
残念ながら、カナダ代表は一次リーグ敗退が決定しています。しかし、その誇り高い行動は日本人の記憶に強く残り続けることでしょう。
[文・構成/grape編集部]