パレードに参加していた高校生 見物客の列にダッシュし、子供の命を救う
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ダイソーのイヤホンを見た客 配色に既視感をおぼえたワケに「全く同じことを考えた」メメタァ(@memetaa_kaeru)さんが、『ダイソー』に足を運んだ時のこと。ふと目に飛び込んできたワイヤレスイヤホンのカラーリングに、既視感をおぼえたといいます。何に似ていたのかは、メメタァさんのつづったコメントとともに、答え合わせをしてみてください!
買った花束を店に置いていった女性 その後の展開に「鳥肌が立った」買った花束を店に置いていった女性 その後の展開に「鳥肌が立った」
アメリカの高校では秋になると、卒業生を母校に迎える『ホームカミング』というイベントが行われます。
テキサス州のロックウォール高校でチアリーダーをしているタイラ・ウィンターズさん。2019年のホームカミングパレードに参加することになった彼女は、フロートに乗って集まった人たちに手を振っていました。
すると沿道から「助けて!子供が窒息しそう」という女性の声が聞こえてきたのです。
海外メディア『CBS DFW』によると、タイラさんは母親の腕に抱かれた幼い男の子を発見。その子の顔色が紫色になっているのに気付いた彼女はすぐにフロートから飛び降りて、親子のほうへダッシュしたのです。
大勢の見物客をかき分けて親子のところへたどり着いた彼女は母親に「私に任せて」といい、男の子を預かります。そして彼の体を傾けて背中を3回叩きました。すると男の子はノドに詰まらせていたキャンディーを吐き出したのです。
タイラさんは男の子がちゃんと呼吸をして顔色が戻ってきたのを確認すると、再び走ってパレードに戻っていきました。
タイラさんが駆け付けた時、男の子は息ができずに苦しんでいたといいます。
母親は「誰かに何かをしてもらったら『ありがとう』といいますが、そんな言葉では足りません。彼女は私の子供の命を救ってくれたのです」と感謝の気持ちを語りました。
タイラさんは、母親が養子の子供たちのための施設を運営しているため、異物によって窒息しかけた人を救うための応急措置『ハイムリック法』の訓練を受けていたのだそう。また彼女は将来、小児外科医を目指しているといいます。
パレードのフロートから飛び降りて窒息しかけた子供を救う…そのとっさの判断力と行動力は称賛しかありません。
きっとタイラさんは素晴らしい医師になり、多くの子供たちの命を救ってくれることでしょう。
[文・構成/grape編集部]