『お姫さまになる絵本』を手に取った男の子 続く展開に「素晴らしい」「心に刺さった」 By - grape編集部 公開:2019-11-26 更新:2019-11-26 いい話絵本 Share Post LINE はてな コメント ※ 写真はイメージ 絵本作家の、のはな はるか(@nohana_haluka)さんが描いた絵本『10かいだてのおひめさまのおしろ』。 1ページめくるごとに、かわいくてキラキラとした洋服や小物が次々と登場する物語です。 サイン会にやってきた男の子 のはなさんが、同作のサイン会を開催していた時のこと。 両親に連れられた小さな男の子が、嬉しそうに絵本を買っていく姿を目にしたといいます。 その姿を見て、のはなさんがとても嬉しかった理由は…。 お姫さまになる絵本。サイン会で小さな男の子が嬉しそうに手にして、ご両親に連れられて買って行ってくれた。すごくすごく嬉しかった。出版社さんに本が出る前にお願いしたことがあった。「女の子のための」というフレーズを使わないこと。— のはな はるか* 絵本作家 (@nohana_haluka) 2019年11月18日 絵本を出版する際に、出版社の担当者に対してのはなさんは『女の子のための』というフレーズを使わないことを念押ししました。 そこには「この絵本がお姫さまに憧れるすべての子のために存在してほしい」という想いが込められていたのです。 「お姫さまに憧れる全ての子に」というメッセージを私からは何度か添えて伝えた。自分もかわいいものが好きで好きで好きだったのに、最近になるまで言えなかった。この本を描く時に、やっとかわいいものを好きだと言えるようになった。小物や服を花柄やピンクのものにした。— のはな はるか* 絵本作家 (@nohana_haluka) 2019年11月18日 子供の頃からかわいいものが大好きだったにも関わらず、花柄やピンク色の小物を持つことや、かわいいものを好きだと主張することに抵抗があった、のはなさん。 のはなさんは、自身のメッセージがしっかりと男の子に届いていることを知って、とても嬉しかったに違いありません。 一連のエピソードに対し、ネット上ではさまざまな反響が上がっています。 ・我が家では、兄妹で一緒にこの絵本を読んでいます。 ・サイン会に男の子を連れてきた、ご両親も素晴らしいと思います。 ・なんて素敵なメッセージ。かわいいものが好きなのは女の子だけとは限らないですよね。 のはなさんは、次のようなメッセージもつづっています。 いつからだって、私たちは変わることができるし、いつだって自分のなりたい自分になっていい。お姫さまにだって、王子さまにだって、あなたはなれる!— のはな はるか* 絵本作家 (@nohana_haluka) 2019年11月18日 「男らしく」「女らしく」という、性別によるカテゴライズは、一人ひとりの個性や意思を無視してしまう危険性があります。 自分の好きなものや興味のあることに対し、人々が素直に「好き」といえるような社会を作っていけたら素敵ですね。 10かいだての おひめさまの おしろ (PHPわたしのえほん)のはな はるか1,540円(04/18 16:00時点)Amazon楽天市場YahooAmazonの情報を掲載しています [文・構成/grape編集部] 出典 @nohana_haluka Share Post LINE はてな コメント
絵本作家の、のはな はるか(@nohana_haluka)さんが描いた絵本『10かいだてのおひめさまのおしろ』。
1ページめくるごとに、かわいくてキラキラとした洋服や小物が次々と登場する物語です。
サイン会にやってきた男の子
のはなさんが、同作のサイン会を開催していた時のこと。
両親に連れられた小さな男の子が、嬉しそうに絵本を買っていく姿を目にしたといいます。
その姿を見て、のはなさんがとても嬉しかった理由は…。
絵本を出版する際に、出版社の担当者に対してのはなさんは『女の子のための』というフレーズを使わないことを念押ししました。
そこには「この絵本がお姫さまに憧れるすべての子のために存在してほしい」という想いが込められていたのです。
子供の頃からかわいいものが大好きだったにも関わらず、花柄やピンク色の小物を持つことや、かわいいものを好きだと主張することに抵抗があった、のはなさん。
のはなさんは、自身のメッセージがしっかりと男の子に届いていることを知って、とても嬉しかったに違いありません。
一連のエピソードに対し、ネット上ではさまざまな反響が上がっています。
・我が家では、兄妹で一緒にこの絵本を読んでいます。
・サイン会に男の子を連れてきた、ご両親も素晴らしいと思います。
・なんて素敵なメッセージ。かわいいものが好きなのは女の子だけとは限らないですよね。
のはなさんは、次のようなメッセージもつづっています。
「男らしく」「女らしく」という、性別によるカテゴライズは、一人ひとりの個性や意思を無視してしまう危険性があります。
自分の好きなものや興味のあることに対し、人々が素直に「好き」といえるような社会を作っていけたら素敵ですね。
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[文・構成/grape編集部]