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従業員の給料すらも確保できない バス会社社長が下した決断に「拡散希望」

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

さまざまな業界に甚大な被害をもたらしている新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)。

旅行業界では、国内外の旅行客の相次ぐキャンセルにより、業績激減の窮地におちいっているといいます。

中国人観客向けを中心に貸し切りバスを運行する『日本城タクシー株式会社』も、コロナウイルス感染拡大により、2月に入ってからの予約が激減。

同社の坂本篤紀社長が従業員の給料を確保するために下した決断を、SankeiBizが報じています。

坂本篤紀社長は「日本人を乗せる仕事を取ってきても、その後に『外出を控えることになった』とキャンセルになる」と危機感を募らせる。従業員の給料を確保するため10台あるバスのうち3台を売却した。坂本社長は「早く落ち着いてほしい」と窮状を訴えた。

SankeiBiz ーより引用

日本城タクシーがバス売却に踏み切ったニュースはテレビのニュース番組でも報じられ、社長の決断にさまざまな反響を寄せられています。

・こんなこと、誰でもできることではない。

・こういう会社には、生き残ってほしい。

・働き手が財産の会社か。いい社長さんだね。

・もっと知られるべきニュース。拡散希望!

一時的に社員を解雇し、業績の安定化を図る方法もあったはずです。

しかし、コロナウイルスの問題が落ち着いた後、バスだけが残り確かな技術を持った運転手がいないのでは仕事になりません。

社長の決断に対して、「素晴らしい」という声が寄せられる一方、中には「ここまでしないと給料をねん出できない、日本社会にも問題があると思う」といった指摘も。

コロナウイルスの問題が収束する気配が見えず、不安な状況が続く中、各方面で対応が追い付いていない印象を受けてしまうのも仕方がないことかもしれません。

再び観光客が戻り、元の生活の戻れる日を、多くの人が願っています。


[文・構成/grape編集部]

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出典
SankeiBiz

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