感染者がいた病室 『ガラス窓』に書き記されたメッセージを読むと…? By - grape編集部 公開:2020-03-27 更新:2020-03-27 新型コロナウイルス感染症(COVID-19) Share Post LINE はてな コメント 出典:clevelandclinic 世界中に驚異をもたらしている新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)。アメリカでは2020年3月26日、感染者数が8万2千人を超え、中国やイタリアを上回り世界でもっとも多くなりました。 毎日新たな感染者が確認される一方、治療を終えて回復している人も大勢います。 そんな中、オハイオ州の病院がシェアした1枚の写真が多くの人を感動させています。 クリーブランド・クリニックのInstagramに投稿されたのは、集中治療室から退院したコロナウイルス感染者の男性が、病室のガラス窓に書き残したメッセージ。 この病院ではガラス窓にマジックで言葉を書いて、隔離されている患者と医療従事者たちがやりとりをしているのだそうです。 そのガラス窓にはこう書かれていました。 この投稿をInstagramで見る Cleveland Clinic(@clevelandclinic)がシェアした投稿 – 2020年 3月月24日午後12時10分PDT この窓は私の人生でもっとも印象に残る窓です。あなたたちが私やほかの患者の命を救おうと必死に働いてくれているのを見ていた時、私はみなさんに感謝を伝えることができませんでした。 あなたたちが私に注いでくれた愛とサポートと同じことを私がみなさんにお返しする機会は恐らくないでしょう。でも私はあなたたちは全員、ロックスターだと思っています。そのことを知ってほしい。 私はあなたたちがいい夜も悪い夜も経験しているのを見ていました。しかし毎晩一貫していたのは、みなさんが常に患者の世話をしていたということです。 今日、私は集中治療室を退院します。これからいい方向に向かうだろうと希望を持っています。なぜならあなたたちから受けた治療と神の導きだけでなく、他者を心配し、気にかけてくれる素晴らしい人たちがいるということを知ったからです。 あなたがた一人ひとりに神のご加護がありますように。 clevelandclinic ーより引用(和訳) この投稿は拡散され、医療従事者たちへの感謝のコメントが殺到しています。 この男性が入院している間、介護者や看護師たちはガラス越しに彼とたびたびコミュニケーションをとっていたといいます。 健康上の不安に加え、隔離された部屋で家族や友人とも会えない日々。男性は、医療従事者たちの気遣いや優しさによって、身体だけでなく心も癒されたのでしょう。 ウイルスとの闘いを『戦争』に例える国も多い中で、世界の医療従事者たちはまさにもっとも危険な最前線にいます。 自らも感染する可能性がある状況で、目の前の患者の命を救うために尽力してくれている人たちに、心から感謝の気持ちを伝えたいですね。 [文・構成/grape編集部] 「かわいすぎる」 玄関先で見つかった動物の赤ちゃんに近付くと…?「写真をスマホに保存した」 玄関で見つかった動物が見せた『ポーズ』がコチラ 「おかずは7品作ってくれや」と頼んだら? 弁当の中身に「笑った」「いい夫婦」現役大工の正やん(carpentershoyan)さんが、現場で食べている愛妻弁当。内容についての笑い話に、温かなコメントが寄せられています。 出典 clevelandclinic Share Post LINE はてな コメント
世界中に驚異をもたらしている新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)。アメリカでは2020年3月26日、感染者数が8万2千人を超え、中国やイタリアを上回り世界でもっとも多くなりました。
毎日新たな感染者が確認される一方、治療を終えて回復している人も大勢います。
そんな中、オハイオ州の病院がシェアした1枚の写真が多くの人を感動させています。
クリーブランド・クリニックのInstagramに投稿されたのは、集中治療室から退院したコロナウイルス感染者の男性が、病室のガラス窓に書き残したメッセージ。
この病院ではガラス窓にマジックで言葉を書いて、隔離されている患者と医療従事者たちがやりとりをしているのだそうです。
そのガラス窓にはこう書かれていました。
この投稿は拡散され、医療従事者たちへの感謝のコメントが殺到しています。
この男性が入院している間、介護者や看護師たちはガラス越しに彼とたびたびコミュニケーションをとっていたといいます。
健康上の不安に加え、隔離された部屋で家族や友人とも会えない日々。男性は、医療従事者たちの気遣いや優しさによって、身体だけでなく心も癒されたのでしょう。
ウイルスとの闘いを『戦争』に例える国も多い中で、世界の医療従事者たちはまさにもっとも危険な最前線にいます。
自らも感染する可能性がある状況で、目の前の患者の命を救うために尽力してくれている人たちに、心から感謝の気持ちを伝えたいですね。
[文・構成/grape編集部]