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苦境に立つ日本 『アイリスオーヤマ』の発表で一筋の光が差す!

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の流行が収まらない2020年3月、日本のマスク不足は依然として続いています。

そんな中、家電メーカーのSHARPがマスクの生産に乗り出し話題となりました。

同月31日には、ある企業が日本国内でマスクを大量生産することを発表して注目を集めています。

アイリスオーヤマが中国だけでなく日本国内でもマスクを生産

生活用品の企画や製造、販売などをおこなっている『アイリスオーヤマ』が、日本政府からの要請に応じ、日本国内にマスクの生産設備を導入することをウェブサイト上で発表。

すでに中国の工場を24時間体制で稼働しているところ、さらに日本国内でもマスクを生産。新たに6千万枚のマスクを生産できる体制を整えるそうです。

当社は、世界的な新型コロナウイルスの感染症問題の長期化に伴い、マスクの入手が困難な状況が続いていることから、このたび、大連工場(中国・遼寧省)と蘇州工場(中国・江蘇省)に加え、宮城県角田工場の一部を改修してマスクの生産をおこなうことを決定しました。

当社は、これまで中国の大連工場と蘇州工場の2拠点において、24時間フル稼働でマスクを生産し、8千万枚/月を日本国内に供給してきました。しかし、国内では海外生産のリスク増加により、マスクの品不足が長期化しています。今回、日本国内の生産設備導入により、6千万枚/月のマスクを新たに生産でき、日本国内へ1億4千万枚/月を供給できる体制になります。これまで中国1カ国に依存していた生産体制を分散し、リードタイムを約2週間短縮できるため、安定供給の体制を構築します。

アイリスオーヤマ ーより引用

設備投資金額は約10億円。中国で生産したものと日本国内で生産したものを併せて、1月で1億4千枚のマスクを供給できるようになるとのことです。

アイリスオーヤマの心強い発表に歓喜する人が続出。ネット上には「買えない不安を少しでも軽くしてほしいです!」「これで接客業や医療現場にマスクが行き渡りますように」「家電でもいつもお世話になっています。とてもありがたいです」などの声が相次いでいます。

大役を任され引き受けた企業。従業員たちは、日本はもちろん世界のために全身全霊を尽くしてくれていることでしょう。

コロナウイルスとの長期戦となる中、戦ってくれている人たちへの感謝の気持ちを忘れないようにしたいですね。


[文・構成/grape編集部]

出典
アイリスオーヤマ

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