コロナウイルスの影響で動物保護施設から動物たちが消えた? 理由に歓喜の声
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おばあちゃんと柴犬の1枚 後ろを見ると…? 「涙が出る」「大切な時間」YASUTO(@yasuto8888)さんが投稿した、おばあちゃんと柴犬の福ちゃんの1枚に反響が上がりました。
夫「なんでみんな笑うんだ!」 散歩する犬の姿が?「これは仕方ない」「100点」「愛犬を笑われた」と怒る夫。妻が納得してしまった理由は…?
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おばあちゃんと柴犬の1枚 後ろを見ると…? 「涙が出る」「大切な時間」YASUTO(@yasuto8888)さんが投稿した、おばあちゃんと柴犬の福ちゃんの1枚に反響が上がりました。
夫「なんでみんな笑うんだ!」 散歩する犬の姿が?「これは仕方ない」「100点」「愛犬を笑われた」と怒る夫。妻が納得してしまった理由は…?
2020年3月31日、アメリカ・テキサス州にある動物保護施設『サン・アントニオ市アニマルケアサービス』のFacebookに投稿された写真に歓喜の声が上がっています。
一般的に動物保護施設のSNSには里親を募集している動物たちの写真などが紹介されていますが、この日に投稿された写真には動物は1匹も写っていません。
その写真がこちらです。
すべてのドアが開け放たれた、空っぽのシェルター。
実はここで暮らしていた保護動物たちは全員、里親が決まってシェルターを出て行ったのです。
外出自粛によってペットを飼う人が急増
アメリカでは3月13日にトランプ大統領が新型コロナウイルス感染症対策として国家非常事態宣言を出しました。
この影響で保護動物たちの世話に支障が出ることを懸念した『サン・アントニオ市アニマルケアサービス』は市民に向けて、「動物たちの里親、または一時的な世話をするフォスターになってほしい」と切実に呼びかけました。
海外メディア『The Dodo』によると、この施設では年間約3万匹の動物たちを預かっているのだそう。
もし動物たちの引き取り手が見つからない状態が続いた場合、シェルターがパンクしてしまう恐れがあるのです。
すると事情を知った市民が続々とシェルターにやってきたのだとか。そして3月末までになんと600匹以上の動物たちに里親が決まったのです!
また118匹がフォスターファミリーに引き取られ、約900匹が地元の動物保護グループに預けられることになったといいます。
『Los Angeles Times』によると、アメリカでは外出自粛で人々がテレワークをするようになったことで、この機会にペットを飼い始める人が増えているといいます。
理由は家にいる時間が長くなるため世話をしやすいことや、癒しを求めている人が多いのだとか。
『サン・アントニオ市アニマルケアサービス』では4月に入ってからも、400匹以上の動物たちに里親が決まっているそうです。
世界には家族を必要としている動物がたくさんいます。この機会に1匹でも多くの保護動物たちに優しい家族ができるといいですね。
[文・構成/grape編集部]