感染症の流行で荒れる人々 寺の掲示板に書かれていた言葉に、ハッとさせられる
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「高級店しか行ったことないの?」 スーパーに寄せられたクレームにドン引きスーパーのレジに意見する客。貼りだされた意見カードに書かれていたのは、目を疑うような身勝手な言い分でした。

回転寿司で腹を満たした男性 お会計時に青ざめた理由は?財布を忘れ、ICカードしか手元になかった客。飲食店でのエピソードが、反響を呼んでいます。
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「高級店しか行ったことないの?」 スーパーに寄せられたクレームにドン引きスーパーのレジに意見する客。貼りだされた意見カードに書かれていたのは、目を疑うような身勝手な言い分でした。
回転寿司で腹を満たした男性 お会計時に青ざめた理由は?財布を忘れ、ICカードしか手元になかった客。飲食店でのエピソードが、反響を呼んでいます。
新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の感染拡大により、多くの人が不安とストレスを抱えています。
つい攻撃的になったり、ままならない現状を誰かに責任転嫁したくなったりすることもあるかもしれません。
実際に、ドラッグストアで店員を理不尽に叱責する人や、感染した人をネット上で異常なまでに批判する人たちも確認されています。
そんな中、東京都港区にある『長泉山 妙福寺』のInstagramアカウント(takanawa_myofukuji_temple)に、住職・富川大亮さんが寺の掲示板の写真を投稿。
次のような言葉で、人々に自制するよう呼びかけました。
気持ちまでウイルスに感染しないよう
人の心を失うことなかれ
怒りなどの負の感情は、まるでコロナウイルスのように人に広まっていきやすいもの。
ですが、こんな非常時だからこそ、負の感情に心を飲み込まれないよう落ち着く必要があるのではないでしょうか。
理性だけでなく優しさも持った、『人間らしい心』をいつも失わないでいたいものですね。
[文・構成/grape編集部]