「Zoom会議にヤギ貸します」 経営難の農場が始めたサービスが大ヒット!
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父「はい、撮るよー」 完成した家族写真に「どうしてそうなった」「1周回って好き」父がカメラマン役になった家族写真。その出来に娘が驚愕したワケは?
『日本語なのに読めない』貼り紙 内容が?「もはや外国語」「なんて?」旅行中に立ち寄った温泉。貼り紙の内容に首を傾げた理由が?
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新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)のまん延により、世界ではさまざまな職業が打撃を受けています。ビジネスの存続のためにあらゆる手を尽くしている人も多いでしょう。
イギリスのランカシャー州にある農場『クロンクショー・フォールド・ファーム』もコロナウイルスによって収入が激減し、経営難に陥ってしまいました。
冗談のつもりで始めた新サービスが大ヒット!
しかし収入が減っても農場で暮らす動物たちの生活は守らなくてはなりません。
海外メディア『Bored Panda』によると、農場のオーナーであるドット・マッカーシーさんはある日、職場の仲間とこんな冗談をいっていたのだとか。
人々のZoom会議にヤギを参加させるっていうのはどう?
コロナウイルス対策のためにオンライン会議システムを利用する人は増えています。
そこでドットさんは試しにこのサービスについて農場のウェブサイトに掲載してみました。
さらに7頭のヤギたちのプロフィールを写真付きで掲載。
「まぶしい笑顔のローラ」「ルルは会議中にほかのヤギのかわいさについて触れると激しく嫉妬します」など、それぞれのヤギの特徴をユーモアたっぷりに紹介しました。
すると翌日、驚くべきことが起こります。農場のEメールには受信メールがあふれ、「ヤギをレンタルしたい」という電話がひっきりなしにかかってきたのです!
こうしてドットさんが冗談のつもりで始めたサービスは大ヒット!
実際にZoom会議に参加したヤギたちの写真をご覧ください。
愛らしいヤギが画面の中にいるだけで、みんな自然と笑顔になってしまうようです。
『クロンクショー・フォールド・ファーム』ではこのサービスを始めてからすでに5万ユーロ(約720万円)以上を売り上げているそう。
これらの収益は農場の再生可能エネルギーシステムの導入費用に充てられるということです。
冗談のつもりで始めたサービスが農場のピンチを救うことになるなんて…ビジネスは何がきっかけで成功するか分からないものですね。
『クロンクショー・フォールド・ファーム』のヤギのレンタルは日本からでも利用できます。興味がある人は農場のウェブサイトをご覧くださいね。
[文・構成/grape編集部]