看護師の母親を持つ女性 出勤前にいわれた『言葉』に、38万人が涙
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買った花束を店に置いていった女性 その後の展開に「鳥肌が立った」買った花束を店に置いていった女性 その後の展開に「鳥肌が立った」
2020年4月現在、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の感染拡大による影響で、医師や看護師などは多忙を極めています。
感染者と密接が避けられない医療現場では、院内感染が多発。
医療従事者たちはいつ感染してもおかしくない状況下で、患者のために業務にあたっています。
娘に『遺書』を書いた母親
母子家庭で育ったとも(@yoshinaga_tomo)さん。母親は、病院に勤務する看護師です。
ある朝、出勤前の母親から「話がある」と呼ばれたともさんは、正座をして聞くことにしました。
母親は、次のように話したといいます。
あなた宛に遺書を書いたの。私に万一のことがあったら隔離の上、最悪の場合はこの姿であなたとお別れできないと思うの。
だから、念のためにあなたに直接いいたい。
あなたを産めてよかった。
あなたを育てられて幸せだった。
あなたが娘なのが私の自慢。
私とあなたが暮らしてこられたのも、看護師という仕事があったから感謝してる。
だから、私に万一のことがあっても、病院を恨んじゃだめよ。
あなたの花嫁姿がみたい。それが心残りになると思う。
でも、私はそれでも仕事に行くね。
感染しないように気を付けているけど、絶対に感染しない保証はない。
よく顔を見せて。
母親は、ともさんを出産し、育ててきた日々は幸せだったと語り、感謝の言葉を連ねました。
そして、女手一つでともさんを育てられたのは看護師という仕事があったからだといい、「万一何かあっても病院を恨まないでほしい」と告げたのです。
2人でひとしきり泣いた後、「無事だったら2人でおいしいものを食べながら遺書を破ろう」と約束し、仕事に出かけたといいます。
コロナウイルスに感染すると、症状によっては隔離され、家族であっても面会が制限されます。
さらに亡くなった場合も立ち会えず、遺骨が戻るまで待たなければならない可能性があることを、母親は知っていたのでしょう。
ともさんは一連のエピソードをTwitterに投稿。38万件を超える『いいね』と、さまざまな声が寄せられています。
・ともさんのお母様を含む多くの医療従事者の人々のおかげで、日本はなんとか持ちこたえているのでしょう。感謝しかありません。
・私にできることはなんなのかを、改めて考えさせられます。ともさんの母親の覚悟に、涙が出ました。
・泣けてくる。覚悟の上で毎日出かける母親と、無事を祈って帰りを待つともさん。普通の生活に戻れるよう、日々祈るばかりです。
最後にともさんは「大好きだよ。いってらっしゃい。待ってるよ。待ってるからね!」と、母親への想いをつづりました。
コロナウイルスの問題が終息を迎えた時、2人が笑顔で遺書を破る未来を、祈らずにはいられません。