冤罪で37年間投獄された男性 オーディション番組で魂震える歌声を披露
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※写真はイメージ
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アメリカのオーディション番組に出場し、自慢の歌声を披露した男性が多くの人を感動させています。
ルイジアナ州出身のアーチー・ウイリアムズさんは、人気テレビ番組『アメリカズ・ゴット・タレント(America’s Got Talent)』の予選ステージに登場しました。
審査員にうながされてアーチーさんが自己紹介を始めると、会場の観客からどよめきが起こります。
37年間投獄された無実の男性
1982年、30歳の白人女性が自宅で強姦され、刺されるという事件が起こりました。
その容疑者として、アーチーさんは逮捕されたのです。
現場に残されていた指紋はアーチーさんのものとは一致せず、事件当時に彼が自宅にいたことを証明する人が3人もいたにもかかわらず、仮釈放なしの終身刑をいい渡されてしまいます。
当時まだ20代だった彼はルイジアナ州を相手に闘うだけの経済力がありませんでした。
それから長い刑務所生活を強いられたアーチーさんですが、非営利団体が彼を救うために行動を起こし、DNA検査によって彼の無実が証明されます。
そして2019年3月、ついにアーチーさんは自由の身となったのです。
いつか自由になってステージで歌うことを願い続けた
悪夢のような刑務所での生活で彼が心の平穏を得るためにしていたのは、祈ることと歌うことだったのだそう。
「刑務所で『アメリカズ・ゴット・タレント』を見て、このステージに立つ自分の姿を思い描いていた」というアーチーさん。
ついに夢を叶えた彼の歌声は、動画の3分50秒から始まります。それでは、早速お聴きください。
アーチーさんが歌ったのはエルトン・ジョンの『Don’t Let the Sun Go Down on Me』。
魂のこもった歌声に審査員も観客もスタンディングオベーションで盛大な拍手を送りました。
番組で司会のテリー・クルーズから「どうやって37年間を乗り越えたのですか?」と聞かれたアーチーさんはこう答えています。
アーチーさんは審査員全員から合格判定を受け、次のラウンドへ進出することが決定しました。
想像しただけでも胸がえぐられるほどの壮絶な体験をしたアーチーさん。
彼のこれからの生活が穏やかで喜びにあふれた毎日であるように願わずにいられません。
[文・構成/grape編集部]