「ごめん笑った」「切なすぎる!」動物たちの『絶滅理由』をまとめた図鑑が面白い
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今泉忠明 監修/丸山貴史 著『も~っと わけあって絶滅しました。』ダイヤモンド社 刊

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さまざまな理由で地球から消えていった生物の『絶滅原因』を図鑑でユニークに紹介している大人気シリーズ『わけあって絶滅しました。』。
「切ないけど笑った!」「ツッコミどころ満載」とネットでも話題になりました。2020年7月9日に、シリーズ第3弾となる『も~っと わけあって絶滅しました。』が発売されました!
今泉忠明 監修/丸山貴史 著『も~っと わけあって絶滅しました。』ダイヤモンド社 刊
「骨ばっかり食べてたら絶滅したエピキオンさん」「壊れやすくて絶滅したアサフス・コワレフスキーさん」など、今回も珍しい絶滅動物が盛りだくさん。
さらに今作では、「人間による絶滅」という考えさせられるテーマでまとめたページも。人間に捕獲されすぎて絶滅しそうなニホンウナギや、オーストラリアの火事で苦しんでいるコアラなど、今まさに絶滅の危機に瀕している身近な動物たちも紹介されています。
私たち人間が想像できないようなシビアな環境で生きる動物たちに、新しい発見ができる1冊。本の中で紹介されている絶滅動物をいくつかご紹介します!
骨ばっかり食べていたら絶滅『エキピオン』
今泉忠明 監修/丸山貴史 著『も~っと わけあって絶滅しました。』ダイヤモンド社 刊
北アメリカに生息していた犬の仲間『エキピオン』。動物の死体を食べ、骨までかみ砕くほど頑丈なあごの持ち主だったといいます。
そのため、どんどん大型化してしまい、イヌにも関わらず走るのが苦手になってしまったとか。次第に狩りができなくなり、食糧不足で絶滅してしまったといわれています。
独特すぎて絶滅『ターリーモンスター』
今泉忠明 監修/丸山貴史 著『も~っと わけあって絶滅しました。』ダイヤモンド社 刊
アメリカの石炭紀末の地層『メゾンクリーク層』における、最大のハンター『ターリーモンスター』。
背骨がなくてしなやかな体、魚を捕まえやすい長く伸びた口、視野が広がるように飛び出した眼など、ほかの生物にはない姿をしていて、いまだにその正体は不明だそうです。
独特すぎる進化を遂げた彼らは、『メゾンクリーク層』では生き抜いてきたものの、環境の変化とともに絶滅してしまったといわれています。
獲物まっしぐらで絶滅『ダイアオオカミ』
今泉忠明 監修/丸山貴史 著『も~っと わけあって絶滅しました。』ダイヤモンド社 刊
現在のハイイロオオカミよりやや大きく、筋肉質で体重が重かったとされる『ダイアオオカミ』。
天然のアスファルトから化石がよく見つかるのは、警戒心があまりなく、沼にはまった獲物に夢中で飛びかかり、一緒に沈んでしまったからなのだとか。
右の歯だけ伸ばしすぎて絶滅『オドノケトプス』
今泉忠明 監修/丸山貴史 著『も~っと わけあって絶滅しました。』ダイヤモンド社 刊
右側の前歯が体の後ろに長く伸びていたハクジラの仲間とされる『オドノケトプス』。この牙はオスだけにあるもので、メスにモテるためのものといわれています。
左右のバランスが悪く泳ぎにくいように見えるものの、海底の二枚貝の身をすくい出して食べていたため、早く泳ぐ必要がなかったようです。
ところが、大型動物に襲われると、泳ぎの遅さがあだとなって絶滅してしまった可能性があるとか。
今泉忠明 監修/丸山貴史 著『も~っと わけあって絶滅しました。』ダイヤモンド社 刊
子供の自由研究にもぴったりなこちらの1冊。いつも眺めていたかわいい動物に対しても、「シビアな環境を生き抜いてきてすごい!」と尊敬の目に変わるかもしれませんよ。
夏休みに家族と行く動物園のお供として、いかがでしょうか。
ダイヤモンド社『も~っと わけあって絶滅しました。』
[文・構成/grape編集部]