「来週地元に帰っていい?」 友人からの返信がいかにも『京都らしい』暗号だった
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- 出典
- @miyabine
京都では、昔から『察する文化』が根付いており、遠まわしないい方をする人が多くいるといわれています。
例えば、なかなか帰らない客に「いい時計していますね」というのも、時計をほめているのではなく本来は「話が長くて退屈」といった意味が込められているのだとか。
そういった本音と建て前がある京都の言葉に、恐れる人もいるでしょう。
また、言葉の意味をあまり考えていないと、「ん?どういうこと?」と思うこともあるようです。
「来週、地元に帰っていい?」という質問に京都人は…
京都出身で、東京の会社に勤めているみやびんちゃん(@miyabine)さんは京都の友人に連絡を取った際のやり取りをTwitterに投稿し、話題となりました。
投稿者さんが地元・京都にいる友人に「来週、地元に帰っていい?」とLINEで連絡を取ったといいます。
すると、友人はこの質問に対してすぐにこのような返信がありました。
「東京大変らしいけど、そっちはマスクとティッシュ足りてる?」
質問に対して「かみ合っていないのでは」と思われる回答。
「うん、足りているよ!ありがとう」などの返答を友人は聞きたいのではありません。
この返信に込められていた意味はというと…ずばり「京都に来るな」と意訳した投稿者さん。
2020年7月現在も、日本では新型コロナウイルス感染症の感染が拡大しています。
さらに、東京は連日100人を超える感染者が報告されていることもあり、今は京都に来るべきではないと判断した友人。
しかし、そんなことを直接いっては相手が傷付くかもしれません。
そのため、「東京は大変らしいけど…」という建前の言葉を使ったのでしょう。
京都ならではの返しにさまざまな声が上がりました。
・自分だったら絶対に気付けない。「うん、大丈夫だよ」って返信しちゃいそう。
・さすが京都。私にはこの意味を解けない。
・いけずやわ~。これは理解するのが高度すぎる!
・京都人だけど、怖くないから恐れないで!ただ、意訳の通りです。
感染を拡大させないためにも、友人の判断は適切だったでしょう。
もちろん投稿者さんも、帰省を中止。感染状況が落ち着くまで様子見をして、地元に変えれる日を待ちわびているそうです。
しかし、『暗号』のような京都ならではの返信は慣れていないと難しいですね!
[文・構成/grape編集部]