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「その救急車、本当に必要?」 東京消防庁が公開した『動画』が話題に

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

2020年10月2日、東京消防庁がYouTubeを更新。『#7119』に関するある動画を公開しました。

『#7119』の解説動画が分かりやすいと話題に

『#7119』とは、2007年に開設された『東京消防庁救急相談センター』の電話番号のことです。

東京都民が急な病気やケガをした場合の相談窓口として設けられていますが、2016年に行われた『消防に関する世論調査』の結果、救急相談センターの認知率は53.8%だったとか。

「特に若い世代に知ってほしい」と、認知度を向上するべく、東京消防庁が制作した広報動画がこちらです。

119番通報をしようとする母親を、赤ちゃんが「ちょっと待った!」と深みのある声で静止しました!

赤ちゃんが母親に伝えた内容を書き出してみると…。

救急出動が増加するほど、救急車の到着が遅れて緊急性の高い人の救命効果低下に繋がる恐れがある。

搬送された人の半数以上が入院を必要としない軽症なんだ。

救急車を呼ぶべきか迷ったときは、その症状の緊急性を知ることが大切だと思わない?

そんなときに#7119東京消防庁救急相談センターで相談できるんだよ。

24時間年中無休で対応してくれて、症状に基づく緊急性のアドバイスを受けることができたり、受診の必要性に関するアドバイスを受けることができるんだ。

どこの病院にいったらいいかわからない場合に医療機関案内も受けられる…

♯7119と救急車の適正利用「るいちゃん」 ーより引用

キリッとした表情で、「搬送された半数以上が入院を必要としない軽症である」と語る赤ちゃん。

正当な判断をせず救急車を呼ぶと、緊急性が高いほかの人の救命が遅れる可能性を指摘しました。

さらに、『#7119』は24時間対応してくれるといいます。どんな時間でも対応してくれるため安心です。

全国16地域が『#7119』に対応

2019年12月時点で、『#7119』の実施団体は全国で16地域とのこと。

自分の地域が『#7119』に対応しているか、また、相談窓口に通じる違う番号が設けられていないかを予め確認しておくのがおすすめです。


[文・構成/grape編集部]

出典
♯7119と救急車の適正利用「るいちゃん」総務省消防庁

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