高校生の頃、父親が『認知症』に その後の23年間に「泣いた」「考えさせられる」
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- 出典
- @irakoir
延命治療することなく、息を引き取った父親。
葬儀の時、吉田さんは母親に「どうしてここまで父親の世話をできたの」と聞くと、「惚れてたってことかな」と答えられ衝撃を受けたといいます。
吉田さんの母親は、初めから最期まで父親と向き合い続けたのでした。
対して、吉田さんは、現実を受け入れきれなかった自分を責めてしまうそうです。
読者からはさまざまな声が寄せられました。
・自分の家族が要介護状態になった時、受け入れることができるのか、向き合えるのか。普段、目を背けていることを、改めて考えさせられるお話でした。
・うちの母親の姿と、吉田さんの父親の姿が重なり泣いてしまいました。元の姿を知っているからこそ、変わってしまった姿を受け入れきれない。家族にしか分からない苦しみだと思います。
・僕は父親と同居しながら介護をしています。介護って本当に難しいです。でも、たまに見せてくれる笑顔が救いかな。
病気や障がいにより要介護となってしまった人、同居しながら長年介護をする人、また、介護士として患者と日々接する人…それぞれ、考え方や感じ方、苦悩はまったく違うものでしょう。
介護が必要となった人の家族として、心の葛藤や経験を漫画にした吉田さん。
介護については、それぞれの家庭環境や家族関係がみな違うため、一概に『こうすればいい』ということはいえません。
もし、自分の家族が要介護となった場合、また、自分自身が介護される側になった場合など普段目を背けがちな問題について、家族同士で一度話してみてはいかがでしょうか。
[文・構成/grape編集部]