電車内で切符を持ちたがる娘 母親の行動に「ハッとした」「見習いたい」
公開: 更新:
道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
北海道のコンビニ 駐車場で撮影した1枚に「怖すぎるだろ…」「五度見したわ」北海道で男性が撮影した1枚。写った光景に道民以外が「ウソだろ…」
- 出典
- dayswithapi
9歳の娘さんを育てている、あぴママ(dayswithapi)さん。
日常で感じたことを漫画で描き、Instagramに投稿しています。
『育児をたった一度だけ褒められた話』
ご紹介するのは、娘さんが2歳だった頃のエピソードです。娘さんと一緒に、電車に乗ったあぴママさんは、そこである人と出会います。
切符を持ちたいと主張する娘さんに対し、あぴママさんは考えた上で、その意見を受け入れました。
「切符を落とさないように見張るのが大変だから」という大人側の都合と、子供の「自分で持ちたい」という意思を天秤にかけた結果、娘さんの気持ちを優先させたのです。
そんなあぴママさんに対し、隣に座っていた見知らぬ中年女性は「あんた、すっごくいい育児をしてるね」と絶賛!
あぴママさんは、当時の心境を振り返り、次のようにつづっています。
この一場面は私が当時理想としていた基本姿勢であり、葛藤も大きくエネルギーも使う場面だったから、おばさんに認めてもらえて嬉しかったのかもしれません。
乳幼児には、切符をなくしたくない大人の都合なんて関係のないことですから、譲歩するべきなのは、相手の事情とこちらの事情を天秤にのせる能力のある大人のほう。
決して毎回実践できていたわけではありませんが、基本的にはこの年齢の子にはこちらが譲歩するべきだな、と考えていました。2歳児に忍耐力や我慢する力など身につけさせてしまうほうが弊害が大きいと思っていたからです。
エピソードに対し、読者からは「素敵な考え方!見習いたい」「ハッとさせられた」「褒めてくれた中年女性も素敵」といった声が相次いでいます。
幼い子供にとって、大人の事情を察して行動することは困難です。
一方、大人は子供の要望を聞いたうえで、どう選択したほうがよりよいかを判断できる能力を持っています。
だからこそ、自分の行動が押し付けや個人的な都合でないか振り返る機会が必要なのかもしれませんね。
あぴママさんの漫画を「もっと読みたい!」という人は、こちらもチェックしてみてはいかがですか。
ブログ:『あぴママびより』
Instagram:dayswithapi
Twitter:@apimamabiyori
[文・構成/grape編集部]