電車内で切符を持ちたがる娘 母親の行動に「ハッとした」「見習いたい」
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配達員の『接客態度』を本社に伝えた女性 ポストに投函されていたのは…佐川急便の配達員から感じのよい接客を受けた女性。サイトで報告すると、後日投函されていた不在通知に「お褒めいただきありがとうございます」とメッセージが書かれていました。

トイレから戻ったら、カーテンレールにいたのは… 目にした光景に、ゾットルクメニアンワシミミズクの鼓珀(こはく)さんと暮らす飼い主(@SiO2_ORio)さんが、Xに投稿した1枚に、戦慄する人が続出しています。ネットをざわつかせた衝撃の1枚とは…?
- 出典
- dayswithapi
9歳の娘さんを育てている、あぴママ(dayswithapi)さん。
日常で感じたことを漫画で描き、Instagramに投稿しています。
『育児をたった一度だけ褒められた話』
ご紹介するのは、娘さんが2歳だった頃のエピソードです。娘さんと一緒に、電車に乗ったあぴママさんは、そこである人と出会います。
切符を持ちたいと主張する娘さんに対し、あぴママさんは考えた上で、その意見を受け入れました。
「切符を落とさないように見張るのが大変だから」という大人側の都合と、子供の「自分で持ちたい」という意思を天秤にかけた結果、娘さんの気持ちを優先させたのです。
そんなあぴママさんに対し、隣に座っていた見知らぬ中年女性は「あんた、すっごくいい育児をしてるね」と絶賛!
あぴママさんは、当時の心境を振り返り、次のようにつづっています。
この一場面は私が当時理想としていた基本姿勢であり、葛藤も大きくエネルギーも使う場面だったから、おばさんに認めてもらえて嬉しかったのかもしれません。
乳幼児には、切符をなくしたくない大人の都合なんて関係のないことですから、譲歩するべきなのは、相手の事情とこちらの事情を天秤にのせる能力のある大人のほう。
決して毎回実践できていたわけではありませんが、基本的にはこの年齢の子にはこちらが譲歩するべきだな、と考えていました。2歳児に忍耐力や我慢する力など身につけさせてしまうほうが弊害が大きいと思っていたからです。
エピソードに対し、読者からは「素敵な考え方!見習いたい」「ハッとさせられた」「褒めてくれた中年女性も素敵」といった声が相次いでいます。
幼い子供にとって、大人の事情を察して行動することは困難です。
一方、大人は子供の要望を聞いたうえで、どう選択したほうがよりよいかを判断できる能力を持っています。
だからこそ、自分の行動が押し付けや個人的な都合でないか振り返る機会が必要なのかもしれませんね。
あぴママさんの漫画を「もっと読みたい!」という人は、こちらもチェックしてみてはいかがですか。
ブログ:『あぴママびより』
Instagram:dayswithapi
Twitter:@apimamabiyori
[文・構成/grape編集部]