メガネをかけて出演したニュースキャスターに称賛の声が殺到 その理由は?
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『日本語なのに読めない』貼り紙 内容が?「もはや外国語」「なんて?」旅行中に立ち寄った温泉。貼り紙の内容に首を傾げた理由が?
レジ店員「そのカバン…」 レジ店員が客に声をかけたワケが?「これは声かけちゃう」「最近、自信喪失していて、今日もとぼとぼと帰路についていたんだけど…」
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『日本語なのに読めない』貼り紙 内容が?「もはや外国語」「なんて?」旅行中に立ち寄った温泉。貼り紙の内容に首を傾げた理由が?
レジ店員「そのカバン…」 レジ店員が客に声をかけたワケが?「これは声かけちゃう」「最近、自信喪失していて、今日もとぼとぼと帰路についていたんだけど…」
新型コロナウイルス感染症のまん延が止まらないアメリカでは、多くの学校でオンラインを使ったリモート授業を行っています。
イリノイ州シカゴのテレビ局『ABC7 Chicago』でニュースキャスターをしているターニャ・バビッチさんの10歳の娘、アデレードさんも自宅からオンラインで授業を受けています。
ある日、アデレードさんがターニャさんに「Zoomでの授業でメガネをかけたくない。クラスメートに何かいわれたり、変に思われたりしたら嫌だから」といったのだそう。
アデレードさんはメガネをかけることで、クラスメートにからかわれるのではないかと恐れているのです。
それを聞いたターニャさんはあるアイディアを思いつきます。
彼女は1週間を通して自らがメガネをかけて、番組に出演することにしたのです。
娘への『連帯感』を示した母親に共感の声が殺到
月曜日から5日間、メガネをかけて登場したターニャさんは金曜日の番組の最後で視聴者に理由を説明しました。
ターニャさんがこう話した後、画面には『ほら見て?メガネってかっこいい!』というキャプションとともにメガネをかけた有名人の写真が映し出されます。
続いて番組の出演者たち全員がメガネをかけて登場したのです。
実はこの演出はターニャさんには知らされていなかったのだそう。
同僚たちが示した心温まる『連帯感』に彼女は「みんな大好きよ。これぞ本物の連帯感ね。みんなのおかげで泣きそうだわ」と感極まっていました。
またターニャさんが番組で「どうかメガネをかけたお子さんの写真を私のSNSにシェアしてください」と呼びかけたところ、続々と写真が寄せられました。
この放送の翌週、ターニャさんはInstagramを更新。そこにはメガネをかけたアデレードさんの姿が!
投稿には「娘はまだメガネが好きじゃないけど、みなさんからのたくさんのメッセージや写真を見て、メガネをかけた自分を人に見られることが怖くなくなってきました」と感謝がつづられています。
ターニャさんのSNSはメガネをかけたかわいらしい子供たちの写真と、母親としての彼女を称賛するコメントがあふれています。
多感な年頃の子供は周りを気にして傷付きやすいこともあるでしょう。そんな時に家族が味方でいてくれたら心強いはずです。
ターニャさんが示した『連帯感』によって、アデレードさんだけでなくテレビを見ていた多くの子供たちが、メガネをかけた姿に自信が持てるようになったかもしれませんね。
[文・構成/grape編集部]