貧困でご飯を食べられない人に無料食堂をしていたら… 悪意ある注文に怒りの声
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道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
北海道のコンビニ 駐車場で撮影した1枚に「怖すぎるだろ…」「五度見したわ」北海道で男性が撮影した1枚。写った光景に道民以外が「ウソだろ…」
奈良県奈良市に店を構える、とんかつ店まるかつ(@marukatsunara)。
2018年5月から、無料食堂を行っています。
お腹が空いてもお金がなくてごはんを食べられなかったり、子供においしいごはんを食べさせられなかったりした場合は、店長のおごりで無料で食べられる取り組みです。
しかし、2021年4月頃から利用者に変化が出てきたといいます。
これまで、無条件で食事を無料提供していたものの、元気でお金もありそうな印象の人を中心に、弁当を8個や10個も注文する人が増えてきたのだとか。
家庭によって事情は異なるため、店側としては見た目で判断せず、できるだけ続けたい意向を示しています。
ですが、「無料でお弁当を食べられる」といった誤った情報が独り歩きしてしまい、本来の目的とは異なる状況が生まれるのは本意ではありません。
このままでは、継続が難しいかもしれないと不安をにじませる店。
「無料で食べられてお得だ!」「ここなら無銭飲食できる」といった悪意のある人たちのせいで、このままでは本当に困っている人たちに弁当が届かなくなってしまいます。
また、店が善意でやっていることを利用し、店自体が続けられなくなってしまえば、本当に支援を必要としている人たちは余計苦しくなるでしょう。
投稿を読んだ人たちからは、一部の利用者に怒りの声が寄せられました。
・酷すぎる。何かルールを作らないとダメなのかな。
・10個って…。1個でもありがたいぐらいなのに、厚かましすぎる!
・人の善意につけ込むなんて許せない。店長さんが報われてほしい。
きっと、無料食堂があるおかげで救われている子供や大人、そして家族もいることでしょう。
掲示されているポスターをよく読んで、本当に必要としている人の元に、1つでも多くの弁当が届くことを願います。
[文・構成/grape編集部]