「もう無理…」介護に疲れ、つぶやく母 認知症の祖母が手紙を差し出す
公開: 更新:


ベビーカーが乗ってきたバス おじいさんの一言に車内の空気が一変したワケオルタナ旧市街(@zen_mond_u)さんは、バスで体験した心温まるエピソードをSNSに投稿。13万件以上もの『いいね』を集めました!

用を足すため踏ん張る猫 その時の表情が?「武士の面構え」「ヤクザ映画に出てきそう」愛猫たちと暮らしている、もろ山(@d0XjqkAcifieGu5)さん。 『#猫のうんこ顔選手権』というハッシュタグを添えて、Xに愛猫の写真を投稿しました。
- 出典
- Cadot
私が大学に入学して一人暮らしをしてからの4年間、母は認知症の祖母の介護に明け暮れていました。なのに私といえば大学が楽しくて、実家に帰るどころか、母に連絡すらしなかった日々。父が10年以上単身赴任しているということもあり、母は一人で祖母と接する毎日が続きます。
卒業後に実家に帰ってから聞いたのですが、このときの苦労は相当のものだったよう。母は祖母に「他人扱い」され、食事は食べず、物は壊し、謂れのないことで怒る。
「認知症であるから仕方がない」と、何とか頑張ろうとしたものの、精神が追いつかず、本当に気が病んでしまっていたと母は話します。
その話を聞いた時、私は大学で一人楽しんでいたのに、なぜそれに気づいて、母の支えになってあげられなかったんだろうと、強い後悔を覚えました。
そして同時に、それでも一人で支え続けた母は凄いな、と。
母は、今も、認知症の祖母を笑顔で介護しています。それができるのには、「一つの理由がある」と、ある時母が私に話してくれました。