「もう無理…」介護に疲れ、つぶやく母 認知症の祖母が手紙を差し出す
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「わぁああ!ロウソクが倒れた!」 慌てて火を消すと?「買っておいてよかった」お盆や年末年始などに、祖父母の家に顔を出す人は多いでしょう。祖父母の家には、先祖を祀った、仏壇が置かれていることがあるかもしれません。漫画家の岡野く仔さんは、1人の女性が、母親を連れて祖母の家を訪れた際のエピソードを漫画に描きました。

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- 出典
- Cadot
家はぐちゃぐちゃ、祖母は母のことが母だとわからず、他人扱い。そんな毎日が続いていた母は、心の底から「もう逃げたい」と思っていたそうです。
ある時、そんな母もついに心の糸がぷつりと切れたのか「もう無理…」祖母の目の前で大声で泣き出したそうです。それは、祖母に対して初めての拒絶の言葉でもありました。
すると、祖母はジーッと母を見つめ、急に何かを思いたったように、その場から離れます。母はその場に座り込んだまま、ずっと泣いていたそうです。
「トントン」
泣いている母の肩を、叩く感触。
顔を上げると、何かを手に持った祖母が、母の元に立っているのでした。
手には…
手紙。