「もう無理…」介護に疲れ、つぶやく母 認知症の祖母が手紙を差し出す By - cadot 公開:2015-10-29 更新:2018-10-27 介護家族 Share Post LINE はてな コメント 家はぐちゃぐちゃ、祖母は母のことが母だとわからず、他人扱い。そんな毎日が続いていた母は、心の底から「もう逃げたい」と思っていたそうです。 ある時、そんな母もついに心の糸がぷつりと切れたのか「もう無理…」祖母の目の前で大声で泣き出したそうです。それは、祖母に対して初めての拒絶の言葉でもありました。 すると、祖母はジーッと母を見つめ、急に何かを思いたったように、その場から離れます。母はその場に座り込んだまま、ずっと泣いていたそうです。 「トントン」 泣いている母の肩を、叩く感触。 顔を上げると、何かを手に持った祖母が、母の元に立っているのでした。 手には… 手紙。 次のページへ 1 2 3 4 『日本語なのに読めない』貼り紙 内容が?「もはや外国語」「なんて?」旅行中に立ち寄った温泉。貼り紙の内容に首を傾げた理由が? レジ店員「そのカバン…」 レジ店員が客に声をかけたワケが?「これは声かけちゃう」「最近、自信喪失していて、今日もとぼとぼと帰路についていたんだけど…」 出典 Cadot Share Post LINE はてな コメント
家はぐちゃぐちゃ、祖母は母のことが母だとわからず、他人扱い。そんな毎日が続いていた母は、心の底から「もう逃げたい」と思っていたそうです。
ある時、そんな母もついに心の糸がぷつりと切れたのか「もう無理…」祖母の目の前で大声で泣き出したそうです。それは、祖母に対して初めての拒絶の言葉でもありました。
すると、祖母はジーッと母を見つめ、急に何かを思いたったように、その場から離れます。母はその場に座り込んだまま、ずっと泣いていたそうです。
「トントン」
泣いている母の肩を、叩く感触。
顔を上げると、何かを手に持った祖母が、母の元に立っているのでした。
手には…
手紙。