男性の『ビフォーアフター』に称賛の声 「素晴らしい」「めっちゃかっこいい!」 By - いとう舞香 公開:2022-07-16 更新:2022-07-16 Share Post LINE はてな コメント ファッションの歴史を見ると、時代によって流行り廃りがあることがよく分かります。 服装に限らず、メイクや髪型にも流行があるため、今後のトレンドを見据えた上で『垢抜け』を目指す人は少なくありません。 そんな中、一風変わった方向性でイメージチェンジ(通称:イメチェン)を果たした男性が話題になっています。 あえて『風貌を古臭くした』ビフォーアフターに称賛の声! かねひさ和哉(@kane_hisa)さんがTwitterに投稿したのは、自身のビフォーアフターが分かる2枚の写真。 理想とするビジュアルに近付くため、試行錯誤を重ねた結果、かねひささんは2年で驚くほどの変化を遂げたのだといいます。 まずは、2年前に撮影された、かねひささんの写真をご覧ください。 髪を明るい色に染め、ラフな服装や、太めのフレームの眼鏡を着用するなど、現代的なビジュアルです。 そんなかねひささんは、趣味をきっかけに、これまでとは異なる方向性を目指すようになりました。 2022年現在の姿を、ご覧ください。 自分自身の風貌を古臭くする方向へと突き進んだ結果、2年でこうなった pic.twitter.com/KflBQUgHpq— かねひさ和哉 (@kane_hisa) July 13, 2022 かねひささんはポマードを使って、髪型をきっちりと固めた七三分けに。そして、細いフレームの丸眼鏡と、1940年代に縫製されたダブルスーツの背広を着用。 そのクラシカルな風貌は、まるで戦前の日本人のようではありませんか! もともと、昔のアニメーションや映画などの大衆文化を愛好しており、作品制作に精を出してきた、かねひささん。 古い文化に触れるうちに、クラシカルな紳士服の魅力に心惹かれるようになり、こういったファッションを目指すようになったといいます。 自身の持つ魅力を最大限に生かし、好きなものを表現する姿に、称賛するコメントや12万件を超える『いいね』が寄せられました。 ・素晴らしいダンディズム!自分もやってみたいと思った。 ・めっちゃかっこいい!戦前の日本人の雰囲気というか、教科書に載ってそう…! ・アフターの方が似合っているし、イメチェン大成功だ。見事に自分の魅力を引き出してる。 『レトロイメチェン』について、かねひさ和哉さんに聞いてみた ――こういった、昔ながらのビジュアルを目指すようになったきっかけは。 もともとはあまりファッションに興味があるほうではなく、もっぱら昔のアニメーションや映画に興味を示していました。 今も1920~1930年代の古いアニメーションについて、いろいろと調べているのですが、そういった作業を行う中でどんどん興味の幅が広がっていき、最終的には20世紀初頭のファッションや音楽、建築、映画などといった文化に対して包括的に興味を抱くようになったんです。 その過程で「自分自身を、自分の関心に沿った外見にしてみたいな」と思うようになりました。 ――実際にクラシカルなファッションをしてみて、どのように思ったか。 服装には無頓着で外見に対するコンプレックスも激しく、外面で自分を表現することなんて不可能だと思っていました。 しかし、クラシカルな服装を自分の中に取り込んだことで、自分の『好き』を外面化する新鮮な楽しさに気付くことができましたね。 ありのままの自分を、無理に『垢抜ける』ことなく肯定できるようになった気がします。 ――着用している1940年代の背広は、どのようにして入手を? 背広はオークションサイトで購入しました。 この時代の背広は今となっては貴重品で、収集していらっしゃるコレクターも多く、なかなか気軽に手が出せる代物ではないんですよね…。 ――今後、挑戦してみたいことや、新たに取り入れたいことは? もともと、ライターや映像制作などを中心に活動していましたが、私の活動は基本的に自分の『好き』を表現する、紹介するという部分で、すべての根っこは同じだと思っています。 これからも、さまざまな形で自分の『好き』をたくさんの人々に伝えていきたいなと思っています。 長い間、自身の外見に強いコンプレックスを抱えていたという、かねひささん。 しかし、自らの身体全体に『好きなもの』の要素を取り入れた結果、自分自身をキャラクターとしてとらえることができ、気持ちが楽になったといいます。 かねひささんは、オーバーサイズの背広の丈詰めを依頼するなど、今後も理想とする姿を目指していくとのこと。 きっとその姿は、昔の文化の魅力を伝えると同時に、『好きなもの』をファッションで表現する楽しさも多くの人に広めることでしょう! [文・構成/grape編集部] 出典 @kane_hisa Share Post LINE はてな コメント
ファッションの歴史を見ると、時代によって流行り廃りがあることがよく分かります。
服装に限らず、メイクや髪型にも流行があるため、今後のトレンドを見据えた上で『垢抜け』を目指す人は少なくありません。
そんな中、一風変わった方向性でイメージチェンジ(通称:イメチェン)を果たした男性が話題になっています。
あえて『風貌を古臭くした』ビフォーアフターに称賛の声!
かねひさ和哉(@kane_hisa)さんがTwitterに投稿したのは、自身のビフォーアフターが分かる2枚の写真。
理想とするビジュアルに近付くため、試行錯誤を重ねた結果、かねひささんは2年で驚くほどの変化を遂げたのだといいます。
まずは、2年前に撮影された、かねひささんの写真をご覧ください。
髪を明るい色に染め、ラフな服装や、太めのフレームの眼鏡を着用するなど、現代的なビジュアルです。
そんなかねひささんは、趣味をきっかけに、これまでとは異なる方向性を目指すようになりました。
2022年現在の姿を、ご覧ください。
かねひささんはポマードを使って、髪型をきっちりと固めた七三分けに。そして、細いフレームの丸眼鏡と、1940年代に縫製されたダブルスーツの背広を着用。
そのクラシカルな風貌は、まるで戦前の日本人のようではありませんか!
もともと、昔のアニメーションや映画などの大衆文化を愛好しており、作品制作に精を出してきた、かねひささん。
古い文化に触れるうちに、クラシカルな紳士服の魅力に心惹かれるようになり、こういったファッションを目指すようになったといいます。
自身の持つ魅力を最大限に生かし、好きなものを表現する姿に、称賛するコメントや12万件を超える『いいね』が寄せられました。
・素晴らしいダンディズム!自分もやってみたいと思った。
・めっちゃかっこいい!戦前の日本人の雰囲気というか、教科書に載ってそう…!
・アフターの方が似合っているし、イメチェン大成功だ。見事に自分の魅力を引き出してる。
『レトロイメチェン』について、かねひさ和哉さんに聞いてみた
――こういった、昔ながらのビジュアルを目指すようになったきっかけは。
もともとはあまりファッションに興味があるほうではなく、もっぱら昔のアニメーションや映画に興味を示していました。
今も1920~1930年代の古いアニメーションについて、いろいろと調べているのですが、そういった作業を行う中でどんどん興味の幅が広がっていき、最終的には20世紀初頭のファッションや音楽、建築、映画などといった文化に対して包括的に興味を抱くようになったんです。
その過程で「自分自身を、自分の関心に沿った外見にしてみたいな」と思うようになりました。
――実際にクラシカルなファッションをしてみて、どのように思ったか。
服装には無頓着で外見に対するコンプレックスも激しく、外面で自分を表現することなんて不可能だと思っていました。
しかし、クラシカルな服装を自分の中に取り込んだことで、自分の『好き』を外面化する新鮮な楽しさに気付くことができましたね。
ありのままの自分を、無理に『垢抜ける』ことなく肯定できるようになった気がします。
――着用している1940年代の背広は、どのようにして入手を?
背広はオークションサイトで購入しました。
この時代の背広は今となっては貴重品で、収集していらっしゃるコレクターも多く、なかなか気軽に手が出せる代物ではないんですよね…。
――今後、挑戦してみたいことや、新たに取り入れたいことは?
もともと、ライターや映像制作などを中心に活動していましたが、私の活動は基本的に自分の『好き』を表現する、紹介するという部分で、すべての根っこは同じだと思っています。
これからも、さまざまな形で自分の『好き』をたくさんの人々に伝えていきたいなと思っています。
長い間、自身の外見に強いコンプレックスを抱えていたという、かねひささん。
しかし、自らの身体全体に『好きなもの』の要素を取り入れた結果、自分自身をキャラクターとしてとらえることができ、気持ちが楽になったといいます。
かねひささんは、オーバーサイズの背広の丈詰めを依頼するなど、今後も理想とする姿を目指していくとのこと。
きっとその姿は、昔の文化の魅力を伝えると同時に、『好きなもの』をファッションで表現する楽しさも多くの人に広めることでしょう!
[文・構成/grape編集部]