食中毒を防ぐには? 内閣府の呼びかけに「意外」「知らなかった」【食中毒の予防4選】
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料理をする時間は楽しいひと時ですが、思わぬ落とし穴が潜んでいることもあります。
普段の調理の中で、やってはいけないことを無意識に行っている人は少なくないそうです。
内閣府が発信した注意喚起には、「知らなかった」「気をつけなければ」と驚きの声が寄せられました。
自炊をする人が気をつけたい意外な落とし穴
内閣府の食品安全委員会が呼びかけたのは、食中毒を防ぐための基本的な知識です。
食中毒は軽い症状で済むと思われがちですが、場合によっては命に関わることもあります。
なかでも見落とされがちなのが、生肉を洗う行為です。
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衛生のために洗ってしまう人もいますが、水しぶきによって、細菌がまな板やほかの食材に飛び散る危険があるといいます。
一方で、魚や野菜は真水でしっかり洗うことが大切です。
魚介類に多い腸炎ビブリオ菌は真水で増えにくく、野菜の土には細菌が多く含まれるため、調理前に丁寧に洗うことが推奨されています。
インターネット上では、「肉を洗ってはいけないなんて知らなかった」「ずっとやっていた…」という声も多く、当たり前だと思っていた習慣が実は危険だと話題になりました。
安全な食事のためにも、改めて正しい調理法を見直したいですね。
内閣府が『自炊をする人』へ注意喚起 「勘違いしてた!」「気を付けなきゃ」
意外と知らない人も多いらしい!食品安全委員会が注意喚起を行いました。
日常の工夫で食中毒を防ぐ
食中毒を防ぐには、調理や保存の際にちょっとした工夫が大切です。
水や食材の扱い方、冷蔵庫の使い方を意識するだけでも、リスクを大きく減らせます。
正しい衛生管理を心掛け、安全で安心な食生活を続けましょう。
キャンプでの食中毒対策
屋外での食事は特別なおいしさがありますが、衛生管理を怠ると食中毒の原因になることがあります。
農林水産省が公式YouTubeチャンネル『maffchannel』で紹介した内容によると、アウトドアで安全に調理を楽しむためには、いくつかのポイントを押さえておくことが大切とのことです。
まず、飲用や調理には、水道水や飲用が認められている水だけを使い、川の水などは使わないようにしてください。
食材の保存にはクーラーボックスを利用し、肉や魚は別々の袋に入れて、ほかの食材に触れないよう配慮しましょう。
また、調理前にはしっかり手を洗い、生肉や魚を扱ったトングや箸をほかの食材に使わないよう注意が必要です。
基本的な衛生管理を徹底して、体調を崩すことなく思い出に残る時間を過ごしましょう。
「なんで食中毒になったんだろう」 キャンプやバーベキューでやったらNGなこととは?
農林水産省が教える、キャンプ場での調理やバーベキューを安全に楽しむために気を付けたいポイント。
食中毒を防ぐために気をつけたいこと
チャーハンやピラフ、オムライス、ドライカレーなどは、幅広い世代に人気の料理です。
しかし、東京都墨田区のウェブサイトでは、これらのメニューで食中毒を起こす危険性があると注意を呼びかけています。
食中毒を防ぐためには、調理後すぐに食べ、冷ます時は小分けにして手早く冷ましましょう。
保存する際は、10℃以下または55℃以上を保ち、室温での放置は避けてください。
作り置きやお弁当の準備をする際も、これら3つのポイントを意識すれば、食中毒のリスクを大きく減らせるでしょう。
チャーハンで食中毒? 墨田区の注意喚起に「やっちまった」「マジで気を付ける」
料理を作り置きする際には、適切に保存をしなければ、食中毒を起こす可能性があると、東京都墨田区(以下、墨田区)のウェブサイトが注意を呼び掛けています。
厚生労働省推奨!夏の食中毒予防法
食材を安全に保存するためには、冷蔵庫や冷凍庫の使い方に注意が必要です。
厚生労働省によると、家庭での食中毒対策には4つのポイントがあります。
冷蔵や冷凍が必要な食材は持ち帰ったらすぐに入れ、庫内は冷気が循環しやすいよう7割程度に抑えましょう。
また、冷蔵庫は10℃以下、冷凍庫は−15℃以下を維持するのが理想といわれています。
肉や魚はビニール袋や容器に入れ、肉汁がほかの食材に触れないようにすることも大切です。
こうした小さな工夫で、家庭でも食中毒のリスクを大きく減らせます。
肉や魚は保存する際、必ず〇〇に入れて! 厚労省の注意喚起に「気を付けます」
夏になるとより一層の注意が必要になるのが、食中毒。夏の時期は気温が高いため、食中毒の原因となる細菌が増殖しやすくなるといわれています。厚生労働省は、ウェブサイトにて、食中毒を防ぐ4つのポイントを紹介。その中の1つ、家庭で食材を保存する際の注意点を紹介します。
[文・構成/grape編集部]