海外基地で子犬と出会った軍人 自国に戻る日がやってきて…「いい話だ」
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出典:Paws of War

『犬の幼稚園』に愛犬を預けたら… 送られてきた写真に「笑っちゃった」「なんでこんな自然なの」ポメラニアンのピカルディくんと暮らす、飼い主(@pomepomePicardy)さん。 ある日、施設にピカルディくんを一時的に預けたといいます。その後、施設からピカルディくんの『お預かり中の様子』の写真が送られてきたそうですが…。

「職場で出た弁当が…」 まさかのビジュアルに「声出して笑った」「午後仕事できなくなりそう」「今日、職場で出た弁当が…」といったコメントとともに、昼ごはんの写真をXに投稿した、シバサン(@shi_GR86_ba)さん。 投稿はたちまち拡散され、なんと12万件以上の『いいね』が付き、ネット上で話題となりました。
- 出典
- Paws of War
ペットはそばにいるだけで、私たちを癒してくれます。
そこが、命の危険と隣り合わせの緊迫した場所だったら、動物が与えてくれる安らぎはなおさら尊いはずです。
軍人たちの救いとなった子犬
2022年、海外の基地に駐留していたアメリカ海軍の司令官が、1匹の子犬に出会いました。
恐るおそる基地に近付いてきた子犬を見つけた司令官は「この危険な環境で、ひとりぼっちの子犬は長くは生きられないだろう」と思ったそうです。
その時、彼の頭に浮かんだのは、自分の部隊のモットーである言葉。
生きて到着し、生きて去る
司令官は、子犬を抱き上げて基地に連れて帰りました。
『基地内に子犬がいる』というニュースはすぐに広まり、誰もが子犬に会いたがったそうです。
グリフォンと名付けられた子犬はかわいい顔と愉快なしぐさで兵士たちのハートをつかみ、たちまち基地のスターになりました。
こうしてグリフォンは基地にいるすべての人たちにとっての癒しであり、救いのような存在となっていきます。
司令官自身がグリフォンの世話を買って出ると、グリフォンはいつも彼の後をついてくるようになり、彼らの間に強い絆が生まれました。
しかし、司令官がアメリカに戻る日がやってきます。
「グリフォンを置き去りにすることはできない」
そう思った彼は、戦争で飼い主と引き裂かれたペットを救う団体『Paws of War』に助けを求めました。
事情を知った『Paws of War』は、グリフォンをアメリカに連れて帰るために協力することを快諾。
『Paws of War』がFacebookに投稿したグリフォンのストーリーには、「なんてかわいい子犬!」「いい話だ」「この子を助けてくれてありがとう」などの声が寄せられました。
2022年9月現在、このミッションを成功させるための寄付金の募集が行われています。
海外の基地で偶然出会い、お互いにかけがえのない存在になった司令官とグリフォン。
彼らが1日も早く、アメリカで一緒に暮らせる日がやってくるといいですね。
[文・構成/grape編集部]