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「暖房器具などによるやけどに注意!」 消費者庁の注意喚起に、ハッとする

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

急激に気温が下がり、寒さが本格化している、2022年12月現在。

多くの家庭でストーブやこたつ、ホットカーペットなどあらゆる暖房器具が使用される時期でしょう。

消費者庁が暖房器具にまつわる注意喚起

消費者庁は同年11月28日、暖房器具の使用が増える季節に合わせ、Twitterで注意喚起を実施。

暖房器具などによるやけどに注意!」と、小さな子供を育てる家庭に呼びかけました。

消費者庁によると、冬の時期は医療機関から、暖房器具や加湿器による子供のやけどの事故情報が寄せられているそうです。

好奇心旺盛な子供は、何に対しても興味を持ち、触ると危険な暖房器具にも手を伸ばしてしまうのだとか。

また、子供は大人と違って身体が小さく皮膚がうすいため、やけどが皮膚の奥深くまで影響し、重症化するリスクがあるそうです。

消費者庁は、暖房器具や加湿器を使用する際、以下のポイントを参考に、やけどの事故を防ぐよう呼びかけています。

・床に置くタイプの暖房器具や加湿器は、子どもの手が届かない場所に設置するか、安全柵などで囲みましょう。

・ストーブの上にやかんを置くことができる製品であっても、子どもが小さいうちはやかんを置くことは控えましょう。自宅以外の滞在先でも注意しましょう。

・暖房器具に直接触れなくても温風が当たり続けてやけどをすることがあります。十分に距離をとり、長時間当たり続けないようにしましょう。

・湯たんぽや電気カーペットなどは、長時間皮膚が同じ場所に触れて低温やけどをすることがあるので、長時間使用しないようにしましょう。

・加湿器から出る蒸気に触れたり、加湿器を倒して熱湯を浴びたりしてやけどをすることがあります。購入する場合は、高温蒸気への対策機能が付いている製品や転倒しても熱湯がこぼれにくい製品の購入を積極的に検討しましょう。

消費者庁 ーより引用

また、万が一やけどをしてしまった場合は、次のような応急手当が有効のようです。

・すぐに流水や容器に溜めた水で10分以上冷やしましょう。

・刺激を避けるため、水道水・シャワーを患部に直接当てないようにしましょう。

・服の上から熱湯などがかかった場合は、脱がさずに服の上から冷やしましょう。

・広範囲のやけどの場合の冷却は、冷やし過ぎによる体温低下に注意しましょう。

消費者庁 ーより引用

冷やすことが一番ですが、市販の冷却シートは、やけどの手当には使用できないとのこと。

幼い子供を育てる家庭はもちろん、年末年始に乳幼児が遊びに来る予定がある人、ペットなどを飼っている人も、不測の事態にならないよう、対策を講じた上で暖房器具を活用するのがよさそうです。


[文・構成/grape編集部]

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出典
@caa_kodomo消費者庁

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