新しい家に馴染めない子猫 そこに優しい『お兄さん』がやってきて…?
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人見知りの人がいるように、動物にもほかの動物と打ち解けるのに時間がかかる性格の子がいます。
保護猫のシルベスターは、生まれた時から繊細でシャイな性格。
シルベスターはアメリカのニューヨーク州にある動物保護団体『リトル・ワンダーズ・NYC』で誕生した子猫で、母猫もこの施設に保護されています。
生まれてから数か月後に仮里親の家に預けられましたが、シャイな性格ゆえに、すぐには新しい家に馴染めなかったのだとか。
ところが、そんなシルベスターの心を開かせた相手がいるのです。
それは…仮里親の愛犬であるパグのクーパー。
施設から突然、見知らぬ人の家にやってきたシルベスターをクーパーが安心させてあげたそうです。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
シルベスターとクーパーはどちらもオスなので、仲よしの兄弟のような感じなのでしょう。
ただ、シルベスターは母親が恋しいのか、授乳をしてほしそうにクーパーのお腹に吸い付くことがあるそうです。
当然ながらクーパーは困惑していたとのこと。
実はクーパーは新型コロナウイルス感染症のパンデミックの最中に生まれたため、不安になりやすい性格なのだそうです。
お互いに繊細なシルベスターとクーパーは、通じ合うものがあるのかもしれません。
クーパーと寄り添っている時のシルベスターは、安心しきっているのが分かりますね。
そんな2匹の仲むつまじい様子には「相思相愛だね」「2匹ともかわいくてたまらない」などの声が寄せられています。
投稿ではシルベスターの正式な里親になってくれる人を募っており、「優しい犬がいる家庭ならシルベスターは幸せになれるでしょう」とつづられています。
シルベスターは臆病なだけで、決して攻撃的ではないとのこと。一度信頼関係を築いたら愛情深いペットになりそうですね。
シャイな性格ながら、クーパーにはすぐに心を開いたシルベスター。
シルベスターが、クーパーのような愛情深い『犬のお兄さん』がいる家族と早く出会えるといいですね。
[文・構成/grape編集部]