声優・津久井教生、難病ALS進行で発声が困難に 動画に「頑張って」「応援しています」
公開: 更新:
郵便局で1円切手を買おうとした女性 局員からの助言に「知らなかった!」「私も欲しい」2024年10月1日に郵便料金が変更。もともと持っていた切手を使いたくて、1円切手を買いに郵便局を訪れると…。
洗濯は『お湯』がいいって本当? 事実に「マジか」「危ないところだった」洗濯槽のカビ対策にお湯を使いたい時はありませんか。お湯のほうが効果が高そうで…と思うかもしれませんが、実際の効果や適切な湯温について日本電機工業会が公式サイトで解説していました。ぜひ参考にしてみてください。
声優事務所の81プロデュースが、2023年2月17日にウェブサイトを更新。
所属声優の1人である津久井教生(つくい・きょうせい)さんが、筋萎縮性側索硬化症(通称:ALS)の進行を受け、気管切開の手術を行ったことを明かしました。
津久井さんは1992年から、ニャンちゅう役としてNHKのさまざまな番組に出演していましたが、症状の進行を受け2022年11月に降板を発表。
世代を超えて愛されてきた、ニャンちゅうの声優交代は世間に衝撃を与え、たくさんの惜しむ声や応援する声が上がりました。
津久井教生、ALS進行で発声が困難な状況に
国によって指定難病に登録されている、ALS。身体を動かすために必要な筋肉が萎縮することで、呼吸すら困難になってしまう恐ろしい病気です。
以前からALSの治療を受けていた津久井さんは、今回、気管切開の手術を行うと同時に人工呼吸器を装着。それによって、声を出すことができなくなってしまったといいます。
津久井さんの今後について、事務所は「今できることを模索し、これからも責任をもってマネジメントを続けていきたい」とつづりました。
声優の仕事をしているにもかかわらず、声を失うつらさは、想像を絶するものでしょう。津久井さんはYouTubeに動画を公開し、想いを明かしています。
動画の概要欄で「ALS罹患者としては、ここからがスタートな気がします」と前向きなコメントをしている、津久井さん。
文章を読み上げる機能を使い、現状や今後について、動画を通して「ゆっくりと前に進みたい」という気持ちを多くの人に発信しました。
今回の前向きな姿勢で難病と闘っている津久井さんに、多くの人からエールが寄せられています。
・動画を見たら、以前と変わらない優しい笑顔で涙が出た。前向きな姿が本当にかっこいいです。
・本当に心の強い人だなあ。声が出せなくなっても、ずっと大好きです。
・声を仕事にしている人が声を失うのは、とてもつらいと思う。でも、命がご無事でよかった。
どんなに大きな壁にぶつかっても、今できることを考えて努力する姿は、たくさんの人に勇気を与えてくれたようです。
そして、全国から寄せられたエールは、津久井さんに元気を与えていることでしょう。
[文・構成/grape編集部]