幸せを望むのであれば、上機嫌でいること そのための処方箋とは?
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吉元由美の『ひと・もの・こと』
作詞家でもあり、エッセイストでもある吉元由美さんが、日常に関わる『ひと・もの・こと』を徒然なるままに連載。
たまたま出会った人のちょっとした言動から親友のエピソード、取材などの途中で出会った気になる物から愛用品、そして日常話から気になる時事ニュースなど…さまざまな『ひと・もの・こと』に関するトピックを吉元流でお届けします。
上機嫌のための処方箋
幸せを望むのであれば、とにもかくにも、上機嫌でいることです。何の前提もなく、どんな状況であっても、基本、上機嫌でいること。
と、唐突に話し始めましたが、良い運を招くためにも、幸せは気持ちで日々過ごすためにも、上機嫌でいることに尽きるように思います。
そんなにニコニコしていられないときもあります。虫の居所が悪くなるときもある。そんな気持ちは無意識のうちに顔にも出るし、態度にも所作にもでる。
でも……でも、なのです。不機嫌な顔をして、いいことはひとつも起こらない。決してまわりの人をいい気分にはさせない。
オセロのチップを黒から白へ、白から黒へ一気にひっくり返すように、思いを転換させてみる。
(不機嫌になるようなことが起こったけれど、そこに巻き込まれている場合じゃない。これを学びとして、自分にとって最善を選択して行こう)
例えばこんなふうに思考の方向性を変えてみる。不機嫌な状況に留まらない、ということがひとつのポイントです。
私の友人に、上機嫌でどんどん良い運をつかみ、大成功した人がいます。その人は何も持たない、学歴もない、東京に知っている人は誰もいない、というところから商売をスタートしました。
「とにかく笑っていなさい。神様が喜ぶから」
という、取引先のある会社の社長の言葉の通りに、どんなときも笑っていたそうです。
ただ笑っていたというのではありません。悔しいことがあったときは悔しさをしっかりと味わう。つらいときも、うまくいかないときも、その感情に蓋をすることなく受け入れる。
すると、社長の「とにかく笑ってなさい」という言葉がすっと心に入ってくるのを感じたというのです。
つらいときほど口角を上げていると、不思議と見えてくる世界が変わり、商売がうまく回り始めたというのです。
これも『引き寄せの法則』です。上機嫌でいれば、上機嫌の人が集まってくる。いい運を持った人が集まってくる。
そして、人を楽しませる。喜ばせる。ユーモアを大切にする。自分の滑稽さを笑えるようになる。
ピンチを、自分が変わるチャンスと捉える。失敗を、ユーモアを持って武勇伝として語る。苦労を苦労と思わずに、イバラの花道を歩いているのだと捉える。
落ち込んだときは、自分がいちばん好きな場所に行く。美味しいものを食べる。泣きたいだけわんわん泣く。買い物をする。エステに行く。踊りに行く。歌いに行く。
上機嫌のための処方箋は、自分の機嫌の取り方をわかっていること。そして、日常の中にある『ありがたさ』を実感しながら過ごすこと。
一杯のお水のありがたさ。毎朝元気に起きられることのありがたさ。感謝の気持ちにあふれていること。これがいちばんの上機嫌の処方箋なのです。
いのちを紡ぐ言葉たち かけがえのないこの世界で
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※記事中の写真はすべてイメージ
作詞家・吉元由美の連載『ひと・もの・こと』バックナンバー
[文・構成/吉元由美]
吉元由美
作詞家、作家。作詞家生活30年で1000曲の詞を書く。これまでに杏里、田原俊彦、松田聖子、中山美穂、山本達彦、石丸幹二、加山雄三など多くのアーティストの作品を手掛ける。平原綾香の『Jupiter』はミリオンヒットとなる。現在は「魂が喜ぶように生きよう」をテーマに、「吉元由美のLIFE ARTIST ACADEMY」プロジェクトを発信。
⇒ 吉元由美オフィシャルサイト
⇒ 吉元由美Facebookページ
⇒ 単行本「大人の結婚」