ドラムで希望を与えたい…ガンで全盲になってしまった少年による魂の演奏
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目が見えないと、私たちはまともに歩くことすら難しくなってしまいます。
まわりの人が色々なものを見ているのに、自分は見ることができない状況に立たされたら、不安になって心が折れてしまうかもしれません。
しかし、目が見えない苦難にも希望をもって歩み続ける少年がいました。
全盲の少年が出会った希望『ドラム』
男の子は1歳の頃、目のガン(両岸性網膜芽細胞腫)に侵され、2歳の時に両目を摘出しました。
病気によって、突然なにも見えなくなってしまった男の子。しかし4歳になると、彼は運命の出会いを果たします。
4歳でドラムを始める
ドラムにふれ、その楽しさに魅入られた男の子。練習を重ねた結果、たった一年で立派に演奏をこなせるようになりました。
演奏しているのは、ゴダイゴの『銀河鉄道999』。視覚を失った代わりに発達した聴覚と触覚を使い、見事にドラムを叩いています!
その動きは、「見えていないだなんて、嘘でしょ!?」と思わず疑ってしまうような俊敏さです。
そして、2年後…
7歳になると、ついに本物のドラムセットにふれ始めます。小さな体でパワフルな演奏を繰り出すその姿は、7歳とは思えません。
1年経過し、8歳になった男の子
QUEENの『I Was Born To Love You』を演奏している男の子。まだまだ日々練習に励んでいるそうです。
男の子の夢は『自身のドラム演奏を通じて、たくさんの人に勇気と希望を届けられる人になること』だそうです。
YouTubeのコメント欄では「一生懸命さに心うたれた、私も頑張ろう!」「負けずに自分も頑張ろうという勇気がわきました!」と、既に多くの人が励まされていました。
これからも彼は、その演奏で勇気と希望を与えてくれるに違いありません。将来が楽しみですね!