亡き親友からもらったグラスを割った4歳息子 数十分後に持ってきたもの「ごめんねぇ」
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どれだけ大切に扱っていても、形あるものはいつかは壊れてしまいます。
修理できるものもありますが、もとに戻せないものもあるでしょう。
SNSで5万件以上の『いいね』が寄せられた、とある母親による、割れたグラスにまつわるエピソードをご紹介します。
手作りグラスに込められた思い
ある日、母親が大切にしていたグラスを、4歳の息子さんが誤って割ってしまいました。
グラスは、亡くなった親友にもらったもの。
カエルのイラストが描かれたグラスで、親友の自宅に行った際にもらったといいます。
親友の家で手渡されたグラスは、替えのきかない一点もの。母親がずっと大切に使い続けてきた品だったのでしょう。
グラスが割れたことは残念ではあるものの、母親は「仕方ない」とすぐに片付けに取りかかりました。
母親としては、息子さんを怒ることは頭になく、自分の責任だと落ち込んでいたそうです。
幼い子供が、割れたグラスの近くにいるのは、ケガのおそれがあるのでとても危険。母親は安全のために、息子さんに別の部屋へ行くようにうながしました。
しかし、息子さんはその場から離れようとせずに、何度も片付けを手伝おうとします。
「ケガするから」と言われても、その場を離れなかった理由
「ケガをするから」と母親が念を押し、しぶしぶ別室に向かった息子さん。数十分後、あるものを持って、母親の前に現れました。
別室に移ってからも、息子さんはじっとしていたわけではありませんでした。自分にできることを、一人で黙々と考え続けていたのです。
「ママこれ。○○(親友)ちゃんのコップみたいに強くないけど…僕が作ったの。ママ、ごめんねぇ」
そういいながら息子さんが持ってきたのは、手作りのコップ。部屋にあったクラフトテープなどで作ったのでしょう。
息子さんは、母親が亡き親友からもらったグラスを大事にしていたことを知っていました。
割ってしまった罪悪感、そして落ち込んでいる母親を元気付けるために、グラスを手作りしたのかもしれません。
2つ作っていた、その理由
しかも、息子さんは2つのグラスを作っていました。割れたグラスと『親友のぶんのグラス』を作ったというのです。
「ママのぶん」だけでなく、親友のぶんまで作っていた息子さん。母親がそのグラスをどれほど大切にしていたかを、4歳なりにしっかりと受け止めていたことが伝わってきます。
母親に寄り添おうとする息子さんの優しい心遣いに、母親はつい泣いてしまったのだとか。
息子さんが、片付けを手伝うことができなくても、自分にできることを一生懸命に考えて行動したのかと思うと、胸がきゅっと締め付けられますね。
息子さんの優しさは、多くの人の心を打ったようです。
・グラスが2つあったのには理由があったんだ。もうダメ、私まで泣いている。
・号泣。グラスは残念だったけど、息子さんの想いに涙が出ました。
・息子さんの優しい気持ち、素敵です。きっと親友さんにも届いていますよ。
・親が大切にしてるものをちゃんと理解していて、自分にできることを考えてくれるなんて。うちの子もこんなふうに優しい子に育ってほしい。
形あるものは、いつかは壊れてしまうもの。
ですが、大切にしていた気持ちや思い出が、壊れることはありません。
グラスは残念ながら割れてしまったものの、親友との思い出や息子さんの優しさは、かけがえのない宝物として、いつまでも心の中に残り続けることでしょう。
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[文・構成/grape編集部]