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栄養豊富なバナナは、子供のおやつとしても人気です。
残った皮は「そのままゴミ箱へ直行」というのが一般的。しかしエシカルをエンジョイする主婦・さくら(sakura_ethical)さんによると、意外な場所で活用できるそう。さくらさんの紹介する、皮を捨てずに再利用する方法を参考にしてみてください。
バナナの皮は家庭菜園の液肥として再利用できる
バナナの皮の再利用方法、それは「肥料」です。
子育て中のご家庭の中には、子供の食育や情操教育のため、プチ家庭菜園に取り組む人も多いのではないでしょうか。バナナの皮を有効活用すれば、わざわざ肥料を購入する必要はありません。
では早速、さくらさんの投稿から肥料の作り方を見ていきましょう。
食べ終わった後のバナナの皮は、専用容器で水に浸けます。
バナナの皮が黒ずんできて、水が茶色くなったらブレンダーで細かくしましょう。
液肥として、使用できます。
さくらさんによると、「バナナの皮にはカリウム・マグネシウム・ビタミンが豊富」なのだそうです。家庭菜園で育てるキュウリに使用したところ、元気を取り戻したとのこと。無駄なく使い切る工夫が、エシカルな生活への第一歩といえそうです。
事前に細かくカットしておくと発酵が進みやすい
バナナの皮を水に浸けておくのは、発酵させるためです。バナナの皮をそのまま畑に埋めても、分解され、養分として活用されるまでには時間がかかってしまいます。
バナナの皮の発酵を進めるためには、事前にできるだけ細かくカットしておくのもおすすめです。さくらさんの投稿では、発酵を進めてからブレンダーを使用していますが、できるだけ小さくカットしてから水に浸ける方法もあります。発酵期間は、3日から2週間程度を見ておくのがいいようです。
でき上がった液肥は、5~10倍程度に希釈して使用してください。肥料をやる頻度は、1週間に1回程度でOK。あまり頻繁にあげすぎるのもよくないといわれているため、注意してください。
中身を食べ終わったら、後は捨てるだけになりがちなバナナの皮。工夫して活用すれば、そのほかの野菜を育てる肥料として再利用できます。肥料から手作りしてみれば、家庭菜園で採れる野菜にもより愛着を持てるのではないでしょうか。
さくらさんのように、子供と一緒に楽しんでみるのもおすすめです。
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[文・構成/grape編集部]