「水はこまめに飲んで!」その理由に…ゾッ 知らないと怖い水分補給の落とし穴とは
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- @MPD_bousai






災害級の猛暑といわれる、2023年の夏。
熱中症への警戒が呼び掛けられ、積極的に水分補給をする人も多いでしょう。
しかし、「水をたくさん飲めばいい」と思っている人は、要注意です。
熱中症に効果的な水分補給も、一歩間違えると体調不良を引き起こすことがあるというのです。
警視庁が『水中毒』に注意を呼び掛け
「『水中毒』をご存知ですか?」
こう呼び掛けたのは、警視庁警備部災害対策課のSNSアカウント。
喉が渇いたからといって、水を一度に大量摂取するのは危険だといいます。
警視庁によると、発汗によって身体から塩分が失われた状態で、一気に大量の水を摂取すると、血液が薄まってしまうそう。
その結果、体内の塩分バランスが崩れて、体調不良を引き起こすことがあるのだとか。
「こまめな水分補給を」とよくいわれるのは、このような理由があったのですね。
警視庁のSNS担当者は、自分好みの自家製経口補水液を作り、こまめな水分と塩分補給を心がけているのだとか。
担当者が「私の黄金比」と紹介している、自家製経口補水液の作り方がこちらです。
【材料】
・冷水 2カップ
・塩 3つまみ
・はちみつ 小さじ2杯
・レモン汁 小さじ2杯
これらの材料を、500㎖のペットボトルに入れ、よくシェイクして混ぜれば完成です。
保存には向かないため、その日のうちに飲みきるようにしましょう。
また、かき氷のシロップを少しだけ加えるとカラフルな見た目になり、子供にもおすすめなのだとか。
警視庁の呼び掛けには「水中毒のことを教えてくれて、ありがとう」「気を付けます」などの声が寄せられています。
暑い日には、つい一度に大量の水分をぐびぐびと飲みたくなってしまうもの。
しかし身体のためと思っていた水分補給が、かえって身体に負担をかけてしまっては、元も子もありません。
『水中毒』にならないように、正しい知識を身に着けて、健康に夏を乗り切りたいものです。
[文・構成/grape編集部]